僕のワンノートサンバ

断酒ライフを送る元大学教師にしてジャズ・ピアニスト、ヴォーカリスト

一体、今、この国では何が起きているのか

飲酒歴40年、断酒歴5年と5カ月、不良初期高齢者、リスボン、レベル62。

本日もリスボンの、これも歴史の一証言になるかも・ノープランブログ、ご訪問ありがとうございます。

 

新型コロナウィルス感染拡大防止をめぐる現政権の迷走が止まりません。

 

現役の大臣が、

それも経済政策とウィルス問題を担当する大臣が、

金融機関に対して、

酒類を提供する飲食店に対して経営上の圧力をかけるように要請しました。

 

これだけでも相当ムチャクチャやのに、

この発言に対して世間全体から非難の声が上がり始めると、

政権の他のメンバーが知らんぷりを決め込み始めました。

でも、究極の世間知らずのアホボケ、西村が、

撤回したとはいえ、一度は要請した内容については、

首相をはじめとする重要閣僚の会合の中で合意が形成されていたようです。

 

どうなってんねん、この政権。

 

規模の大小を問わず、多くのイベントを中止させる方向で動いてきたこの政権は、

しかしオリンピックだけはどうしても開催するという基本線を崩しませんでした。

運動会も遠足も、そして修学旅行も中止させられたこどもたちに、

どうやって説明する気なんだろう。

 

考えてみれば、飲食店の全ての元凶のように見なし、

しかも酒類の提供に対して執拗に神経をとがらせる緊急事態の基本方針、

ホンマに客観的な裏付けのある対策なんでしょうか。

 

僕たちは断酒者ですが、

しかし、一日の労働の終わりのささやかな酒宴を何よりもの楽しみにしている人たちもいます。

彼らも、本当に社会全体にとって必要な方針であることが納得できれば、

協力できるはずですし、

実際、協力してきましたよね。

飲む側も、提供する側も。

 

しかしこうも行き当たりばったりの方針でふらつきながら、

多くの市民が反対を表明していたオリンピックの強行開催だけは絶対に見直さなかった菅政権、

もう、誰もついては行きませんよね。

 

つまりこの国は、

不思議にも新型コロナウィルスの実質的な被害は比較的、少なかったにもかかわらず、

その副作用が社会の劣化にもたらした影響は、

多分、北朝鮮並みの大きさになるんじゃないかな。

 

僕個人は、あまり大きな影響を受けてはいません。

ですので、できる限り冷静に観察し、冷静に行動しようと思っています。

いつも言ってますように、皆さん、

こんなつまらないどたばたの中で死ぬことだけは避けましょう。

生き延びましょう。

 

皆さんも僕も、今日も明日も、厚かましくも謙虚にかつご機嫌さんで、

LWoA Life Without Alcohol 断酒ライフ、継続していきましょう。