飲酒歴40年、断酒歴5年と6カ月、不良初期高齢者、リスボン、レベル62。
本日もリスボンの、こんなことにこだわっているこの国はダメになる・ノープランブログ、
ご訪問ありがとうございます。
大学だけではないかもしれません。
僕は大学以外の公的な組織に所属したことが全くありませんので、
一般的な会社組織の場合、どうなのか、
規模によっても異なるのか、
業績の状態によっても左右されるのか、
全く分かりませんが、
しかし、今日の僕の報告は、この国の社会の最弱点にかかわっているかもしれません。
今日は教授会ということで、大学に行きました。
ただし昨年のパンデミック以来、ほとんどの教授会は、
オンラインで行われてきましたので、
今日のような対面での開催は、少しだけ特別です。
今日の教授会は教員人事に関するもので、
出席義務者も専任教授だけに限られます。
大学にとって教員人事は、かなりの重要事項です。
ですので、教授だけに出席義務があり、対面で行われることとされています。
今日の僕は、
来週の教員免許更新講習の準備作業にも充てるつもりで、
9時半から担当の職員さんに手伝ってもらいながら、
材料の点検作業を行っていました。
担当職員さんは、教授会の開始時間である10時の3分前に、
僕に教授会への出席準備を促しました。
10時を1分ほど過ぎた段階で、研究室の電話が鳴りました。
教授会サポート担当の職員さんからの教授会への出席要請の電話でした。
これから行くとこやっちゅうのにと思いながら、
エライ、せっついとんなぁと思いました。
もしかすると出席者が少なく、会議の成立要件を満たしてないのかと思いました。
教授会の会場に入室すると、僕が最後でした。
逆に僕以外は皆さん、定刻に集まってました。
今日の議題は、突然できた後期の授業の欠員の先生を補充する人事案件が2件です。
はっきり言います、僕一人の出席が欠けていようと、全く問題のない案件です。
もしホンマに、教授全員の出席が必要な重要案件であるのであれば、
開会以前に審議事項と関連書類の配布があってしかるべきでしょう。
しかし、審議内容も当日まで知らされず、当然ながら書類の配布はおろか、閲覧制度すらありません。
つまり、人事教授会の成立要件の完全な充足という、
ホンマに形式的な目的だけのために、
全教授に招集がかかったに過ぎません。
教員人事は重要な案件であるといいました。
しかし重要な案件であるにもかかわらず、審議のために準備する時間は与えられないのです。
つまり、僕たち一般の教授は、
特に僕のような、反社会性丸出しの教授は、
単なる数合わせ要員でしかないのです。
数合わせ要員が数合わせのために、会議にまじめに出席する、
それが仕事というもんだぜ。
どこかからそんな声が聞こえそうです。
でも数合わせ要員だったら、パンダのぬいぐるみでも置いとけばいいんじゃない?
何か、こんなふうに考えていくと、ムチャクチャ、気分が悪くなってきました。
僕、間違ってますか。
こんな非効率的な形式主義丸出しのことをやっていて大丈夫なんでしょうか。
この場で毒を吐いて、すっきりするつもりでしたが、
無理かも。
やっぱり僕は、非国民のようです。
めでたし、めでたし。
でもちゃんとカラ元気。
皆さんも僕も、今日も明日も、厚かましくも謙虚にかつご機嫌さんで、
LWoA Life Without Alcohol 断酒ライフ、継続していきましょう。