飲酒歴40年、断酒歴5年と6カ月、不良初期高齢者、リスボン、レベル62。
本日もリスボンの、今日はただのエロジジィ・ノープランブログ、ご訪問ありがとうございます。
僕の親父、89歳は、3月の末に入水自殺未遂を起こしてから、
これまで3回の自殺未遂を起こしてくれてます。
そして先月の末には、鎮痛薬の過剰摂取が原因で救急搬送されました。
今日、退院ということで、
唯一の身内である僕が迎えに行きました。
面会謝絶の病室の奥から、看護師さんの押す車椅子に乗って出てきた親父、
一応、僕の顔を見るなり、「すまん」と短く謝りましたが、
僕にはその謝意を受け入れるつもりは全くありませんでした。
終始、迎えの車中では無視を決め込み、
親父のアパートの部屋に入ってから、
絶対に許さんという冷酷極まりない一言をぶつけました。
僕の本心です。
半年近く、振り回され続けています。
どうも僕には、肉親に対する親愛の情が欠けているようです。
多分、僕の人格や感情の中に、根本的に欠落しているものがあるんでしょう。
僕はこれまで、母親と二人の弟の、三人の肉親と死に別れていますが、
悲しさを感じたことがありません。
誰か僕をカウンセリングしてください。
ところで。
退院する親父を待っている間に、
病院の会計事務の担当職員さんが目の前に現れました。
以前に電話をいただき、減額処置の手続きについてお話を聞いた方でした。
メガネっ娘のほっそりした、かわいらしいお嬢さんでした。
ええ歳こいて、ドキッとしました。
僕は、外見に関していえば、いわゆるタイプの女性像というものをもっていません。
あえて言えば、ぽっちゃりした人より、体型はほっそりとしており、
目鼻立ちのはっきりした美人さんタイプよりも、少しきつい印象を与えてくれる人が好みです。
でも今日、目の前に現れた事務職員さん、
パッと見た瞬間にときめいてしまいました。
残念ながらというべきか、当然というべきか、
ここまでで今日の話は終わりです。
この病院をまた訪れる機会はあるかもしれませんが、
その時にお会いできる可能性は、ほとんどありません。
あまりにもどきりとし過ぎて、名札を確認することも忘れてしまいました。
でも、あんなドストライクな人がいるんですね。
そのときめきだけでも、今日のおみやげにします。
皆さんも僕も、今日も明日も、厚かましくも謙虚にかつご機嫌さんで、
LWoA Life Without Alcohol 断酒ライフ、継続していきましょう。