僕のワンノートサンバ

断酒ライフを送る元大学教師にしてジャズ・ピアニスト、ヴォーカリスト

はかなシちゃんのこと

飲酒歴40年、断酒歴5年と8カ月、不良初期高齢者、リスボン、レベル62。

本日もリスボンの、わが子のように・ノープランブログ、ご訪問ありがとうございます。

 

今日は久しぶりに、大学以外のところに仕事っぽい仕事に行ってきました。

ここ5年ほど、「ぴかっtoアート展」という変わった名前の展覧会の展示責任者を務めております。

この展覧会は、障害者による芸術作品の公募展で、

今年で12回目になるのかな。

今日は第一次の作品選考会で、

僕自身は作品選考委員ではありませんが、

展覧会の展示計画をできる限りスムーズに進めるために、

陪席参加してきました。

 

今日は写真による選考ですので、展覧会場の具体的なイメージをデザインすることはできませんが、

展示に当たって何らかの工夫が必要になる作品について、前もって確かめることができます。

また展示会場の設営を担当してくれる業者さんとも顔合わせができますので、

手伝ってくれる学生3名とともに、2時間半ほどの選考会に同席してまいりました。

久しぶりの公式の場への参席ということで、少し疲れたかな。

 

家に戻ると、ほぼ、5時。

それから PC を経由して、「FM おとくに」という、

ローカルラジオ局の番組を聞きました。

僕のブログでも大分以前に紹介した、

アーティストの「はかなシ」さんが登場する生放送の番組を聞くためです。

 

「はかなシ」ちゃん、僕の大学の教え子の一人です。

在学中は、僕の障害者福祉関係のプロジェクト授業に毎年、必ず参加してくれた、

僕の左腕のような子でした。

また、僕のライブにも、お手伝いやお客さんとして何回も来てくれてます。

現在は、アルバイトやイラストレーターをしながら、作品発表を続けている、

現役の若手アーティストです。

 

僕は「はかなシ」ちゃんのツイッターを必ずチェックする、公認のストーカーです。

そんな「はかなシ」ちゃんのラジオ出演、今回がたしか3度目になるのかな。

僕は2度目は聞きそびれましたが、1回目はしっかりストーカーしました。

そして今日の、僕にとっては2回目の生放送聴取、

少しばかり驚きました。

パーソナリティーが二人いる番組で、

主には男性のパーソナリティーがインタビューアーを務めていましたが、

「はかなシ」ちゃん、かなりこなれた受け答えをしていたのです。

 

今日の番組は、

アーティストとしての「はかなシ」ちゃんの作品制作の背景を探るといった内容でしたが、

僕も詳しくは知らなかった彼女のバックグランドを知ることができました。

番組中にも、一般の聴取者からのツイッター投稿が寄せられていたようで、

「はかなシ」ちゃんのアーティストとしての成長を感じました。

 

まるでわが子が自らの手を離れていくような感じといってもいいような、

嬉しさとそしてほんの少しの寂しさの混じった感傷に浸ってしまいました。

 

オッサンはこうやってジジィになってゆき、歳を取るんでしょうね。

 

歳はとっても断酒ライフ。

皆さんも僕も、今日も明日も、厚かましくも謙虚にかつご機嫌さんで、

LWoA Life Without Alcohol 断酒ライフ、継続していきましょう。