僕のワンノートサンバ

断酒ライフを送る元大学教師にしてジャズ・ピアニスト、ヴォーカリスト

1日に2回の(疑似)神経衰弱

飲酒歴40年、断酒歴5年と9カ月、不良初期高齢者、リスボン、レベル63。

本日もリスボンの、のど元過ぎて・ノープランブログ、ご訪問ありがとうございます。

 

(還暦後)3回目の誕生日から2日目、

今日は新たな伸びしろの確保のためにしっかり一日を送ろうと軽く気合を入れました。

しかし気合が空回りしたわけではありませんが、2回のプチ神経衰弱に見舞われました。

 

1回目。

勤め先からの連絡メールを確認していた時です。

年末調整のための書類の提出期限を過ぎており、催促のメールが来ていました。

僕はなぜだかわかりませんが、この年末調整の書類というやつ、

しっかりと作成し、提出するべきであり、

そしてそれが自分のためになることであると分かっていながら?

とてつもなく恐ろしいものとしか認識できません。

恐ろしいものという言い方も当たっていないかもしれません。

でも何というか、僕の不見識、常識の欠如、

いわば僕の一番ダメなところをあぶりだしてくれる、

僕に対する魔除け札のようなもので、

その存在を認識するだけで、心が不安定になります。

 

明日中に提出すればよいということなので、

何とか必要な書類をそろえて、

もう書き方は、担当の事務職員さんに教えを乞うことにします。

 

2回目のプチ神経衰弱。

前期の授業の学生に対するアンケート調査の結果が上がってきました。

オンラインで展開した受講人数の多い講義については、

オンラインゆえの不評が並んでいましたが、

まあ、予想していた通りで、それほど気にはしていません。

しかし1通だけ、授業の中で語った、僕のオンライン技術批判に対して、

明らかに非難する内容の回答がありました。

その非難の文調は、明らかに怒りに満ちていました。

もちろん、彼女(彼?)の主張の一部は、誤解に基づいています。

直接、語り合う機会があれば、互いにとって生産的な議論を展開できる自信はあります。

若さゆえの怒りに満ちた主張であることは、こちらが汲み取ればよいだけのことです。

しかし、ちょこっとだけ、精神の安定を失いかけました。

ちょこっとだけですけど。

 

僕は切り替えがうまいのか下手なのか、自分ではよく分かりません。

結構、長いこと、自分の中でぐちぐち、悩まされてしまう方かもしれません。

でも、ちょっとした外部の刺激だけで、機嫌が戻ることも少なくないです。

多分、誰でもそんなもんなんでしょうね、きっと。

今日は今日の風、そして明日は明日の風が吹くことでしょう。

 

皆さんも僕も、今日も明日も、厚かましくも謙虚にかつご機嫌さんで、

LWoA Life Without Alcohol 断酒ライフ、継続していきましょう。