僕のワンノートサンバ

断酒ライフを送る元大学教師にしてジャズ・ピアニスト、ヴォーカリスト

年の瀬に酒について考える

飲酒歴40年、断酒歴5年と10か月、不良初期高齢者、リスボン、レベル63。

本日もリスボンの、今日は四方山話・ノープランブログ、ご訪問ありがとうございます。

 

年末が近づきますと、

テレビでアルコール飲料の CM が増えてくるような気がします。

多分、増えているんでしょうね。

昨年と今年は、巣籠り消費ということで、さらに力が入っているかもしれません。

 

再飲酒欲求はほぼなくなっているのですが、

今でもビールの CM はちょっと刺激されます。

 

飲酒者の頃の僕にとってのビールは、

酒というよりも、宴席や食事の開始を告げるファンファーレのようなもので、

酒として美味いなと思えたのは、最初のジョッキくらいでした。

ですから今日はとことん、ビールで酔うぞということはなかったです。

夏のビアガーデンでも、適当なところで焼酎に切り替えてました。

 

でも断酒者となってからは、

決して望ましいことではないのですが、

食事の際にビールがあった方がいいなと思うようになってしまいました。

 

残念ながら、あの、ぷはー感は、ビール以外では無理です。

多くの同士の皆さんと同じく、断酒ライフ入門後は、炭酸水党になりましたが、

炭酸水はあくまでアクア・ガッサータ、ビールの代用品ではありません。

 

ですので、ビールのテレビ CM は、今の僕にとっては、危険な情報です。

できる限り無視します。

 

そしてこの頃、ウィスキーの CM が増えてきたような気もします。

焼酎党になる以前の僕は、常にウィスキーでした。

もちろん、今、ウィスキーが飲みたいと思うことはありませんけどね。

 

話題は替わりまして、日大のごっつあん理事長の辞任?解任?の件です。

異常な学園経営を放置していたということで、

監督官庁ならびに世間の目が厳しくなり、

これからの日本大学は、茨の道を歩むことになりますが、

日大の良心ともいうべき、学問研究と教育に真摯に取り組む、

教職員の皆さんの奮起に期待します。

 

ごっつあん金の亡者理事長の元での学園経営の重要な方針決定は、

ごっつあん理事長の奥方が経営するちゃんこ屋さんの宴席の場でなされていたそうです。

飲みにケーションと呼ばれる意思決定の手法がこの国の多くの組織で重視されてきたようですが、

しかし日本人というのは、密室での政治決着が好きなようですね。

僕の勤務する大学でオンラインですが、ハラスメント防止の研修がもたれました。

その研修の中で講師を務めてくださった先生が、

宴会政治に起因する職場のハラスメントについても触れてました。

おそらく日大ごっつあん帝国も、

体育会系アルハラが横行する場だったんでしょうね。

 

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(写真は特に日本大学とは関係ありません。)

 

僕にとって年末は特に特別なことはありません。

ピアノと歌の練習、そして断酒ライフに精進します。

 

皆さんも僕も、今日も明日も、厚かましくも謙虚にかつご機嫌さんで、

LWoA Life Without Alcohol 断酒ライフ、継続していきましょう。