僕のワンノートサンバ

断酒ライフを送る元大学教師にしてジャズ・ピアニスト、ヴォーカリスト

キーパルとの一年

飲酒歴40年、断酒歴5年と11か月、不良初期高齢者、リスボン、レベル63。

本日もリスボンの、これも愛?ノープランブログ、ご訪問ありがとうございます。

 

本日、12月24日で、年内の大学での業務を終えました。

もちろん、後期の授業はまだ終わっていませんので、

レポートのチェック等の在宅業務は山盛り、残っています。

でも、一応の区切りがついたような感じを楽しんでいます。

 

僕の勤めている大学では、

今年度の授業は、大教室での講義科目以外はほぼ、

大学の教室で対面で展開することができました。

1年生対象科目を多く担当している僕は、

今年も若者たちとの出会いを楽しみ、

彼女/彼らの若いエネルギーを吸い取りまくりました。

 

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そんな中でも今年、非常に思い出深くなると思われるのは、

一人の女子学生とメールのやり取りを続けたことです。

 

最初は、講義動画の配信によって行っていた授業の中で課していたミニレポートに、

彼女がちょっとした余談を書いたことから始まりました。

その余談が音楽に関することであったので、

僕も早速、食いつき、割と長めの返信メールを送りました。

それから彼女は必ずレポートに余談メールを付記するようになり、

僕も必ずそれに返信する流れが定着していきました。

 

夏休み以降はメールのやり取りは、

授業後の課題レポートの付録としてではなく、

それだけの単独メールとしてやり取りを行うようになり、

いろいろな話題の交換で盛り上がりました。

 

もちろん、彼女と大学で出会うこともありますが、

その時は、メル友としてのやり取りはわきに置いておいて、

ごく普通の仲良し同士として接してきました。

 

今時のコミュニケーションとしては、

ラインでのやり取りということになるのかもしれませんが、

しかし未だに僕はラインを使っていません。

よく知らないのですが、

ラインは即時的な反応を求めるようなところがあるそうですね。

その点からすると、

少し長めの文章をやり取りし合うメル友同士の関係というのも、

案外、面白い意味をもつのかもしれません。

 

僕の勤めている大学では、学生は2年生に進級するとより専門的な授業の履修が増えることになり、

いわゆる一般教養科目を担当する僕と授業でかかわることは少なくなります。

その意味でも、彼女とのキーパル同士としての交友は、

今後も大事にキープしていきたいなと思っています。

 

スンマセン、ただの不良教師の自慢話でした。

 

皆さんも僕も、今日も明日も、厚かましくも謙虚にかつご機嫌さんで、

LWoA Life Without Alcohol 断酒ライフ、継続していきましょう。