僕のワンノートサンバ

断酒ライフを送る元大学教師にしてジャズ・ピアニスト、ヴォーカリスト

地獄に堕ちる

飲酒歴40年、断酒歴5年と11か月、不良初期高齢者、リスボン、レベル63。

本日もリスボンの、大晦日の話題じゃないよね・ノープランブログ、ご訪問ありがとうございます。

 

すみません、縁起でもないタイトルで。

一年の締めくくりとしても相応しくないことは分かっています。

でも、僕の今年の締めくくりとしては、一番しっくりくる話題かも。

 

パートナーは毎年、大晦日に年越しそばを作ります。

そして僕のくそ親父を招きます。

今年も招きました。

僕は嫌でしたが、くそ親父の送迎だけということで、

パートナーの年中行事に付き合いました。

 

雪道の中、くそ親父を迎えに行き、

いつものように車中では一切、話はしませんでした。

いつも僕はくそ親父に、お前の声は聞きたくないと、あらかじめ、釘を刺しています。

 

家に親父を連れていき、パートナーと向かい合わせに座ったくそ親父は、

パートナーの様ざまな問いかけに応じ、嬉しそうに会話を始めました。

僕は YouTube に逃避することで、無視を決め込んでいましたが、

あまりにくそ親父の声が弾んでいるので、

お前の声は聞きたくないと大声を上げ、ブチ切れました。

 

パートナーが、話を聞きたいのは私だと言い張るので、ひと声のブチ切れで収めましたが、

帰りの車の中で、もう1回、ブチ切れました。

何を嬉しそうに話しとんねん!いつも言うてるやろう、俺はお前の声を聞きたくないんじゃ!

その後はいつものように、車中は無言になりました。

 

久しぶりに会う親父に大人の接待を行ったパートナー。

それに対して、狂言自殺未遂を繰り返してきた父親に、感情のままにブチ切れる僕。

客観的に見れば、僕には一片の正義もないでしょう。

 

僕は、僕の感情のままにブチ切れるしかなかった。

おそらく、地獄に堕とされても仕方のない所業でしょう。

でも全く後悔はしてません。

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僕一人が地獄に堕ちるのではなく、

僕たち、一族が地獄に堕ちていくことでしょう。

薬物使用障害者を多く輩出してしまった一族は、

きっとその血を絶やすべきなのです。

 

僕は僕の二人のこどもの前では、一切、ええかっこはしません。

ディアスポラと勘違いネトウヨ日本人のハイブリッドとして生まれた二人には、

反面教師たちの行動をしっかりと見つめて、

それぞれの未来に向かっていってほしいと思うのみです。

 

面倒なことで一年を締めくくることになりましたが、

でも、能天気に未来を考えるよりも、はるかに能動的で積極的だと思います。

今日は昨日の続きで、そして明日は今日の続きです。

何かは変わりますし、何かは残ります。

来年も生き続けます。

 

皆さんも僕も、今日も明日も、厚かましくも謙虚にかつご機嫌さんで、

LWoA Life Without Alcohol 断酒ライフ、継続していきましょう。