僕のワンノートサンバ

断酒ライフを送る元大学教師にしてジャズ・ピアニスト、ヴォーカリスト

低空飛行で上空飛行でもなく

飲酒歴40年、断酒歴5年と11か月、不良初期高齢者、リスボン、レベル63。

本日もリスボンの、特に気にする必要もないかな・ノープランブログ、ご訪問ありがとうございます。

 

ほぼ、松の内も終わり、世間全体も通常時モードに移行したようです。

面倒なのは、新型コロナウィルス感染第6波の到来が確実になったことです。

僕が主に関わっている、ライブ音楽業界も、

そして飯の種としてあてにしている大学業界も、

何らかの影響を受けるでしょう。

 

これまでの経緯の中で社会全体が経験値を上げてきていますので、

2年前のような、ほとんどマンガのような狂乱状態には陥らないでしょうね。

 

そんな中で今日の僕の精神状態は、

少しばかり奇妙な感じでした。

 

何となく新しい展開が見えない、でも、絶望的な壁にぶつかったわけでもなさそう。

毎日を無為に過ごしているわけでもない、でも、気もちの動きが特に印象に残らない。

確実に飛んではいるのですが、飛距離が見えてこない、

でも、墜落寸前という訳でもない。

飛距離が見えてこないのですが、宙を舞っているのは間違いないようです。

f:id:skyoflisbon:20220109220809j:plain

 

飲酒者の頃は、こんな時に酒の力を借りて日々の意味を無理やりでっち上げていたような気がします。

そんな自分だましとは無縁の生き方ができるようになっていることを、

とりあえずは、喜び、そして誇りに思うことにします。

きっと僕は前進していることでしょう。

 

写真は、結果としてライト兄弟の露払いの役割を担うことになったリリエンタール兄弟の、

滑空実験の様子です。

 

とにもかくにも、断酒ライフの継続、あるのみのです。