僕のワンノートサンバ

断酒ライフを送る大学教師にしてジャズ・ピアニスト、ヴォーカリスト

震災から27年

飲酒歴40年、断酒歴5年と11か月、不良初期高齢者、リスボン、レベル63。

本日もリスボンの、厚かましい再確認・ノープランブログ、ご訪問ありがとうございます。

 

1995年、1月17日、阪神淡路大震災が起きました。

当時、僕たちは、大津市堅田という地区の賃貸アパートに暮らしていました。

早朝、経験したことのないような衝撃にパートナーともども、飛び起きました。

僕はまだ37歳、まずは寝室に置いてあった本棚が動かないように抑えていたことを覚えています。

 

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滋賀県でもかなり揺れましたが、やはり震源から離れていたこともあり、

特に際立った被害はなかったと思います。

 

2011年、3月11日、阪神淡路大震災を上回る被害をもたらすことになった、

東日本大震災が起きました。

あの時僕は、勤め先の卒業祝賀会の会場である、

大津プリンスホテルにおり、直接、揺れの被害を受けることはなかったのですが、

会場のシャンデリアがいつまでも揺れ続けていたことを覚えています。

ホテルでのパーティーを終え、二次会に向かう道中でとんでもない大惨事が起きたことを知りました。

 

今さら僕が言うことでもありませんが、

僕たちは地震列島の上に住んでいます。

いくつもの大陸プレートがぶつかり合い、

火山活動や造山活動を始めとする大地の激しい息吹が表に現れる地域、

それがこの国の土台を形成しています。

僕たちは常に災害と隣り合わせで生活しています。

 

当たり前の話ですが、もしもの時に命運を分けるのは、

明晰な判断力と決断、そしてそれらを支える体力でしょう。

必要以上にビビりながら暮らす必要はないでしょうが、

基本的な心構えは忘れてはなりません。

 

僕たち、断酒ライフ入門者は、ある意味で幸いです。

自分たちの日常的なサバイバルのために断酒を続けていますが、

その効能は、最悪の事態に対する備えとしても生き続ける筈です。

僕たちはもしかすると、とても重要な人的社会資本なのかもしれませんね。

 

LWoA Life Without Alcohol 断酒ライフ、必ず継続していきましょう。