飲酒歴40年、断酒歴6年、不良初期高齢者、リスボン、レベル63。
本日もリスボンの、楽しさはいろいろ・ノープランブログ、ご訪問ありがとうございます。
今日は久々に歩きました。
京都に赴き、勤務先の大学の卒業制作展の見学と、
研究ならびに授業用の洋書の渉猟のためです。
ところがまた一つ、やらかしてしまいました。
卒業制作展の会場である京セラ美術館の近くのコインパーキングに車を止め、
会場に入館したところ、どうも様子が変です。
館内のどこにも展覧会の案内がありません。
展覧会は明日からでした。
ほとんどの公的な美術館は、月曜日が休館で、
火曜日から日曜日まで開館します。
美大等の展覧会の場合、展示作業に専門の業者がかかわらないこともあり、
1日、準備の時間を余分に取り、水曜日から始まることが多いようです。
僕は水曜日から始まるものだと完全に思い込んでいたようで、
公的な広報情報を全く確認しませんでした。
何度やらかしても学びのない高齢者ですが、
ちゃんと言い聞かせることにします。
「出かける前に出先のスケジュールを確認すること。」
「思い込みで行動しないこと。腐った経験値は、逆にじゃまである。」
自分で書いておいて、耳が痛いっす。
という訳で美術館のある岡崎地区から、
京都の洋書の老舗、丸善書店のある河原町まで、てこてこと歩きました。
丸善書店では2時間近く、洋書コーナーを楽しくうろつきました。
合計10冊、5万円ほどの書籍を選び、購入の手続きを済ませると、
もう1時前。
そこで昼食をとることにしました。
この頃、できる限り昼食は持参するようにしています。
弁当というほどのものではありません。
今日も、小さなレーズンパンが2個、リンゴが4分の1かけ、バナナ1本、
そして6Pチーズがひとかけというラインナップです。
外食を避けているのは、一つは節約のためですが、
もう一つは、栄養面の配慮があります。
僕にとって一般的な外食は、塩分が少し多いのと、
量的にも多いかなという感覚です。
それから多分、化学調味料も多用されていると思います。
そんなわけで、パンと果物を基本とした、粗食ランチを楽しむことが多くなっています。
丸善でのブックハンティングを終えた僕が持参の粗食ランチを食べたのは、
木屋町通りの高瀬川沿いのちょっとしたストリートファニチャーのいす席でした。
この僕のランチ風景をみすぼらしいとみなすか、戸外の楽しい食事風景とみなすか、
解釈は分かれるでしょうね。
僕自身はとても楽しく、そして誇らしくもありました。
新陳代謝の激しい若い頃であれば、
味覚面や栄養面で多少、刺激の強い食事をとっても、
体内に取り入れて、すぐに排出できると思います。
しかし1日当たりの総消費カロリーが落ちている今では、
1回ごとの食事のもたらす影響は、侮れないと思います。
そんなわけで安上がりの粗食ランチ、
僕にとっては命の防衛ラインであるとともに、
生きざまの表現でもあります(って少し大げさですが)。
そして僕たちの生きざまの第一のプライオリティー、
断酒ライフ、今後も楽しくご機嫌さんで継続していきましょう。