僕のワンノートサンバ

断酒ライフを送る元大学教師にしてジャズ・ピアニスト、ヴォーカリスト

24年ぶりの再会

飲酒歴40年、断酒歴6年、不良初期高齢者、リスボン、レベル63。

本日もリスボンの、今日はあまりにも盛りだくさん、だから一つだけ・ノープランブログ、

ご訪問ありがとうございます。

 

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今日(1月30日)は、ホンマに盛りだくさんの一日でした。

 

盛りだくさんその1、勤務先の大学の卒業制作展、受付当番の話。

盛りだくさんその2、今日のジャムセッション、まさかの仲間たち大集合。

盛りだくさんその3、くそ親父がまたも大迷惑。

 

どの盛りだくさんも、ブログネタとしての十分なボリュームがあるのですが、

今日はその1の、それもホンマの一つのエピソードだけに絞ります。

 

という訳で、勤務先の卒展の当番、9時半から2時まで勤めました。

業務そのものは、受付に座って、入場者数をカウントするだけという、イージー極まりないものですが、

一応、会場全体の責任者という役割でもあります。

ですから、ふらふらと席を離れるわけにはいかないという点では、

何にも専務なんだけど、肩に若干の重みを感じながら相務めました。

 

そして今日は、展覧会最終日でもあり、そして日曜日でした。

多くの卒業生が会場を訪れてくれる日でもあり、

勤続年数の一番長い僕にとっては、

懐かしい顔と出会える楽しい日でもありました。

 

今日、会場をたずねてくれた懐かしい顔は、卒業生だけではありません。

かつて大学で教鞭をとってくれた先生方も、わざわざ足を運んでくださいます。

そして今日、タイトルにも書きましたように、24年ぶりに再会を果たしたのが、

サウンド・クリエーターのK先生。

K先生は、映像制作を専門とする学生たちの、サウンド関係の実習をご指導くださってました。

授業カリキュラム上は僕とは接点はないのですが、

実はK先生は、シンセ・ギターのプロ・プレイヤーとしても活躍されており、

その縁から一度だけ、大学内で3時間に及ぶデュオ・ライブでお手合わせをお願いしたことがあります。

つまり僕にとってK先生は、勤め先でお世話になった先生であると同時に、

似たような音楽バックグランドをもつ、ミュージシャン仲間でもあったわけです。

 

会場に近づいてきたK先生は、

もちろん、24年間という時の経過にふさわしく、外見は少しだけ変わってました。

でも僕は、すぐにK先生だと分かり、

スタンディング・オベーションでお迎えしました。

 

しばし、受付の前で、現状を報告し合い、旧交を温めました。

やはり僕にとって、一番、心が通じ合う仲間は、

ミュージシャンであることを改めて確認しました。

名刺交換をし、またセッションをしようと約束をしました。

 

歳を取らないと分からない感情や感動があることを知りました。

クリアーでクール、かつクレバーな感性と、そう簡単にはめげない体力、

この二つの魔法の保持のためにも、明日も明後日もご機嫌さんの断酒ライフです、ハイ。