僕のワンノートサンバ

断酒ライフを送る大学教師にしてジャズ・ピアニスト、ヴォーカリスト

2008年 北京歓迎你 Beijing Welcomes You から14年

飲酒歴40年、断酒歴6年、不良初期高齢者、リスボン、レベル63。

本日もリスボンの、タイトルに騙されないで・ノープランブログ、ご訪問ありがとうございます。

 

冬の北京オリンピックが始まるそうです。

一部の競技はもう始まっています。

 

さすがに国家統制の得意な国、選手やスタッフを一般社会から隔絶するバブル方式、

かなり徹底されているそうです。

それでも陽性感染者が出てしまっているそうで、

新型コロナウィルスのオミクロン株の感染力の強さに驚くばかりです。

 

僕は、冬の北京五輪、ほとんど興味がありません。

NHKを始めとする主要メディアの取り上げ方に対しても、

何かわざとらしいような、無理しているような感じがして、座りが悪いです。

 

タイトルの「2008年 北京歓迎你 Beijing Welcomes You 」とは、

14年前の北京オリンピック夏季大会の時の、ウエルカムソングのことです。

この曲のプロモーション・ヴィデオには、

当時の中国の音楽界の主だったスターたちが登場する豪華さにあふれていますし、

曲も、五音音階の良さを巧みに取り入れた、秀逸なものです。

中国をたびたび訪れるようになり、中国全般に対して関心をもつようになってから、

この曲も YouTube で楽しむようになりました。

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しかし2008年当時の僕は、

北京オリンピックはおろか、中国に対してもあまり関心はありませんでした。

 

2008年の僕は、しっかりと飲酒者でした。

毎日、欠かさず酒を楽しんでいました。

習慣飲酒者でしたが、昼酒や朝酒といった、連続飲酒地獄には落ちていませんでした。

 

振り返れば、2008年から肝硬変で入院することになった2016年までの期間、

僕は酒もたっぷり飲んでいましたが、仕事も充実して進めていた時期でした。

 

2008年の僕は、初めて、国際学会での研究発表に挑戦した年でした。

研究の関心も、明らかに芸術学(デザイン研究)から障害学へとシフトし始めていました。

2009年には、2回目の国際学会での発表、

2010年には障害学会での初めての発表(会場は何と東京大学!)、

そして2012年には、僕の研究生活の一つのクライマックスともなった、

ポルトガル、アヴェイロ大学での研究発表を行いました。

 

この頃の僕の飲酒行動には、顕著な問題性はありませんでした。

でもそれは、表立った問題がなかったというだけの話で、

多分、ご機嫌さんな酒飲み行動の奥深くで、

内臓と脳みそが確実に傷ついていく、深刻な人間崩壊が進行していたと思います。

 

僕の病歴と、中国のオリンピックに対する野心は、

全く関係はありません。

関係はないんですが、中国がオリンピック開催に野心を燃やし続けた14年間と、

僕が疾病に向かってまっしぐらに向かい、

そして今、回復の道を歩んでいる14年間を比較してみたくなりました。

 

もちろん僕は、同じ道を二度と辿りません。

ご機嫌さんの断酒街道、まっしぐらです。