飲酒歴40年、断酒歴6年と4カ月、不良初期高齢者、リスボン、レベル63。
本日もリスボンの、これも山の楽しみ、ノープランブログ、ご訪問ありがとうございます。
気が早いといわれるかもしれませんが、
夏が近づいてきています。
夏はなんぼ何でもとおっしゃる向きもおありでしょうが、
少なくとも夏至は、確実にもうすぐです。
そしてこの季節のありがたいことの一つは、
やたらと早起きしてしまう高齢者にとって、
実に充実した朝を過ごすことができることです。
僕は毎朝、朝食までに、
1時間のピアノの練習と、30分の筋トレを行っていますが、
最近、このメニューに、
野鳥の声を聴く早朝の森の散策が加わりました。
僕の家から歩いて15秒で、
高度成長期の頃に分譲が開始されたまま、
放置された宅地の成れの果ての雑木林が広がっています。
この頃、ピアノの練習を終えた後に、
その雑木林に立ち入り、
鳥たちの歌声に耳を澄ましています。
ほとんどの場合、鳴いている鳥の姿を確認することはありません。
でもじっくりと耳を澄ませていると、
いろいろな方向から、いろいろな歌声が聴こえてきます。
リズムもメロディーも、そして声質も異なる、いろいろな声。
残念ながら、その多彩な歌声をここでお伝えすることはできません。
でも、本当に、いろいろな声を聴くことができます。
若い頃には全く関心が向くことはなかった、僕にとっての新しい音の世界、
毎朝、贅沢極まりない、ナチュラル・シンフォニーを楽しんでいます。
本当に酒ごときで無駄死にしなくてよかった。
僕だけの黄金の時間がありました。