僕のワンノートサンバ

断酒ライフを送る元大学教師にしてジャズ・ピアニスト、ヴォーカリスト

ケンケツ!

飲酒歴40年、断酒歴6年と10か月、不良初期高齢者、リスボン、レベル64。

本日もリスボンの、やっぱ加齢の確認・ノープランブログ、ご訪問ありがとうございます。

 

今日のタイトルなんですが、

もちろん、献血のことなんです。

カタカナで書いたのは、

戦隊ヒーローたちの必殺技の決め台詞のように読んでほしいからです。

 

ゆっくりと一音、一音を確認しながら、「ケ・ン・ケ・ツ!」でもいいですし、

「ケンケーツ!」と3音目を思い切り伸ばしてもいいです。

 

 

今日は展示の責任者を務めた展覧会、「ぴかっ to アート展」の最終日であり、

また入賞者の表彰式、ならびに審査委員をお願いしている、現代美術界のレジェンド、

今井祝雄先生によるギャラリートークもありましたので、

会場のイオンモール草津に朝から出かけてました。

 

イベントは12時過ぎには終わりましたので、

最終日のお客さんの入り具合を確認した後、昼食を済ませ、帰ろうと思いましたが、

いくつかある出入り口の一つで、献血の勧誘を行っていました。

 

若いころの僕は、かなりの献血マニアでした。

せめて有り余る血液を提供することで、多少なりとも社会貢献ができるのではと考えていました。

何故かある時期からピタッと献血を行わなくなりましたが、

その理由は今では思い出せません。

 

何故か今日は、献血勧誘コーナーの前を歩きながら、

俺みたいな年寄りもOKかなと、ふと思い立ち、

尋ねてみたところ、レベル64は全く問題なしということで、

ホンマに久々に、血液を提供することにしました。

 

僕が以前に頻繁に献血していたころと違って、

事前の調査項目や、ドクターチェックが細かくなっていました。

さらに献血の前後、それぞれに飲料の提供もありました。

終了後にはティッシュペーパー5箱セットと、カップラーメンのお土産もあり、

お得感が増していたような気がします。

 

献血終了後の注意事項として、

運転する場合は、30分ほどの休憩をとってからという項目があり、

また何となく、ふらつくような感じもあったので、

イオンモール店内の休憩用の椅子に座り、

アイポッドでのんびりとボサノバを聴きながら過ごすことにしました。

 

ところが・・・

まさかまさかの、充実のお昼寝タイムに突入してしまいました。

若いころは献血後にふらつくこともなく、

俺は血が有り余っていると、自分の生き物としての強さを誤解していましたが、

さすがにレベル64にもなりますと、400㏄ の血抜きは、少しこたえるようです。

これも加齢による衰えの表れなんでしょうか。

それとも、飲酒者時代は、自分のふらつきを自覚できないほど、神経が雑だったのでしょうか。

 

もし、僕の血液が、何らかの形で医療に役立つのであれば、

素直に喜ぼうと思います。