僕のワンノートサンバ

断酒ライフを送る元大学教師にしてジャズ・ピアニスト、ヴォーカリスト

30年ぶりの再会と音楽の力

飲酒歴40年、断酒歴7年と4カ月、不良初期高齢者、リスボン、レベル64。

本日もリスボンの、僕は果報者・ノープランブログ、ご訪問ありがとうございます。

 

6月5日のブログが欠番となり、今、6日午前0時25分、

これを書いております。

今日もえっちらおっちら、奈良まで出かけまして、

再会したかつての音楽仲間、K さんがホストを務めるセッションに参加し、

先ほど、帰宅しました。

 

奈良までの車での往復、正直、かなり負担なのですが、

今の僕にとって、K さんと演奏することは、それだけの価値があります。

今日も、こちらも最近、ともに演奏する機会の増えてきたドラマーの A さんとの、

オジサントリオのコンビネーション、

思い切り満喫してきました。

 

そして今日のセッションには、もう一つ、驚きの再会がありました。

30年前に、 K さんを中心とした6人編成のレギュラーバンドを組みましたが、

その時の紅一点のメンバーだった、こちらも K さん(以後 SK さん)が、

セッションに現れたのです。

 

ベーシストの K さんと同じく、奈良に居を構えている女性ピアニストの K さん、

以前から、この奈良の店でのセッションは気になっていたそうです。

 

名前を聞いて、驚きました。

かつてはトロンボーン・プレイヤーの大学院生だった SK さん、

今では、大阪の美術館で学芸員として働いているそうです。

 

今日は、ジャズの世界ではあまりやらないのですが、

SK さんと僕でピアノ連弾のプレイを楽しんだり、

彼女の伴奏で歌わせてもらったり、実に楽しい時間を過ごせました。

 

音楽の力はすごいです。

30年の時間の谷間にあっという間に橋をかけてくれます。

音楽と出会え、若い頃は音楽に夢中になり、

そしてその情熱をもち続けることで、

様ざまな人びとと出会えている、この僕という男、

かなりの果報者というべきでしょうね。

 

アルコール使用障害という不治の精神疾病と仲良くできているのも、

音楽のおかげです。

かましくもこの楽しさをもっと味わうためにも、

断酒ライフ、絶対に継続です。