僕のワンノートサンバ

断酒ライフを送る元大学教師にしてジャズ・ピアニスト、ヴォーカリスト

おかげさまで

飲酒歴40年、断酒歴8年と10カ月、不良初期高齢者、リスボン、レベル66。

本日もリスボンの、好調につき要注意・ノープラン・ブログ、ご訪問ありがとうございます。

 

今日は京都にある小さなライブハウスで、僕の名前を冠したオープンマイク企画でした。

今回で2回目、おかげ様をもちまして、初回に続いてフルハウスの盛況でした。

ただし、このお店でのオープンマイクのホスト、

金銭的な収益にはつながりません。

酷い言い方をすれが、完全なタダ働きです。

 

 

プロを任じる身としてタダ働きは決して褒められたことではないかもしれません。

しかし僕はこの企画にもう少し乗り続けようと思います。

 

目的は二つあります。

 

一つ目、僕自身が多くのお客さんの伴奏をさせていただくことが、

とてつもなく楽しいからです。

ましてほとんどのお客さんが、僕とのコラボレーションを楽しみにされています。

ミュージシャンとして、そしてホストとしての才覚を認めてもらえている、

これはこれで音楽家冥利に尽きます。

 

そして二つ目、一つ目の目的と深く関わりますが、

ここでの活動を通して僕への支持者を増やしていき、

やがては収益につながるような演奏活動のファンにもなっていただこうという、

言わば、長い目で見た営業活動です。

 

どちらの目的も手応えが感じられます。

お店のマスターの話ですと、来月分の予約はすでに完売、

再来月分も完売に近いそうです。

 

京都での音楽活動の頻度を増やしてからほぼ、1年、

少しづつでしょうが、ピアニスト、ヴォーカリスト、そしてセッションホストとしての僕の認知度は、

京都でも確実に上がっているようです。

 

しかし浮かれてばかりいては、どんな落とし穴が空いているか分かりません。

好事魔多し、音楽ができることを素直に感謝しながら、

思いあがることなく誠意をもってピアノを弾き、歌を唄い続けます。