僕のワンノートサンバ

断酒ライフを送る元大学教師にしてジャズ・ピアニスト、ヴォーカリスト

元の勤務先の広報物を受け取って

飲酒歴40年、断酒歴8年と7カ月、不良初期高齢者、リスボン、レベル65。

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3月いっぱいで定年を迎えて、ほぼ半年が過ぎようとしています。

 

現在の僕は、社会的な見方からは、年金生活者です。

ただし、ずーっと本ブログで報告し続けてきましたように、

ピアニスト・ヴォーカリスト、および音楽インストラクターとしての活動も行っており、

一応、そちらの活動からも、月に5,6万円くらいの収入があります。

そして僕は気持ちの上では、ほぼ完全に、ミュージシャンとして生活しています。

 

そんな中、今日、元の勤務先の大学から、学園関係者向けの学園広報誌が届きました。

勤務中にも配布されていたような気がしますが、ほとんど目を通すことはありませんでした。

今日は、せっかく郵便物として届けられましたので、

一応、目は通してみました。

 

新理事長のあいさつや、大学として力を入れている地域貢献活動などの報告、

卒業式や入学式についての通り一辺倒の記事が掲載されていました。

 

ま、こんなもんなんでしょうね、学園広報誌なんて。

じっくり読み込める記事もなく、

特に目を引いた写真もなく、5分ほど目を通したのち、

古紙回収用置き場に入れました。

 



僕はどうやら、元の勤務先から、完全に卒業することができたようです。

昨年の今頃は、何とか再雇用の芽はないものか、気を揉んでいましたが、

今思えば、僕のメインの人生の始まりのためには、

完璧な退職がよかったようです。

 

今日は一日、オフで、じっくりと練習ができました。

 

明日は、午前中、琵琶湖の対岸、愛知川の図書館で演奏し、

夕刻からは枚方市の喫茶店で演奏します。

 

卒業してすぐに新たな入学を果たすことができたようです。

今日も京都に行ってました

飲酒歴40年、断酒歴8年と7カ月、不良初期高齢者、リスボン、レベル65。

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今週は火曜日から今日まで4日間連続で、京都に行ってます。

火曜日、水曜日、そして今日の金曜日が演奏、

そして昨日の木曜日が展覧会の内覧会でした。

 

10年ほどは、本当に時たまにしか京都に出向かない、

滋賀県民の鏡のような?生活を送っていました。

そのころは、例えば京都駅や四条河原町といった、

いわゆる繁華街中の繁華街に行くと、眩しくて仕方がなかったのですが、

この頃、その眩しさ感は、かなり薄れています。

 

今日は7時から伏見のジャズハウスでのセッションホストの日でしたが、

1時には京都まで車を転がし、24時間、400円という格安駐車場に車を置き、

三条から四条の河原町界隈という、

京都の繁華街をうろついてきました。

 

もっとも僕の行先は、ほぼワンパターンです。

ジュンク堂丸善の洋書売り場、

大丸のアートギャラリー、そして高島屋の美術コーナーは、

僕の定番コースです。

今日はその定番コースに加えて、久しぶりに錦通り商店街を歩いてみました。

 

驚きました、行き交う人びとの、恐らく80%以上が、外国人でした。

中国語や英語だけではなく、

ちらっと聞いただけでは何語か分からないような会話も飛び交っています。

 

外国人旅行者がお金を落としてくれることは、日本経済にとって良いことなんでしょうが、

しかしそれだけ、円の力が落ちているということでもありますよね。

この国は観光という観点から見た植民地に堕してしまったのかもしれません。

 

生意気にもファッションについて解説する?

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今日はファッションに関する展覧会の関係者向け内覧会に行ってきました。

 

"LOVE Fashion: In Search of Myself"

「Love ファッション―私を着がえるとき」

というのが今日行ってきた展覧会のタイトルです。

京都近代美術館のファッションに関するコレクションを、

広い意味での私とファッションという切り口で構成した展覧会でした。

 

ずばり見ごたえがありました。

面白かったです。

展覧会の企画そのものが、かなり攻めてました。

そして展示の仕方も同様に攻め気味でした。

僕は以前にも書きましたが、

展覧会企画者のわがままが前面に出された展覧会が好きです。

京都国立近代美術館は、何年かに1回くらい、

学術的な裏付けよりもキュレーターのわがままな主張が丸出しの展覧会を開催します。

今回もそんな感じで、エキサイトしました。

 

今日の内覧会、同行者がひとりまで認められています。

そこで昨年まで勤めていた大学の、今年の1年生の女子学生を誘いました。

彼女は、来週、大学祭で共演する、吹奏楽サークルの代表です。

打ち合わせの中でこの展覧会の内覧会の話をしたところ、

興味があるというので、誘いました。

 

内覧会の終了後、草津イオンモールで食事をともにしましたが、

食事を済ませた後、イオンモール内を軽く散策しました。

そして散策しながら、イオンモール草津に出店している店の傾向等について、

いろいろ感想のようなことを話しました。

 

 

ファッション店舗について、感想を語る、

かつての僕では、到底、考えられない芸当です。

病気からの恢復の中で細マッチョな体型を獲得し、

自らが纏う衣服について、深く考えるようになりました。

そして今では、レディースものについても、いろいろ関心をもつようになりました。

 

若い女性を前に、ファッション・リテールの現況について語る、

なかなか生意気になったものです。

 

65歳の新人、まだまだ成長期真っただ中です。

 

ラインに慣れてきたかも

飲酒歴40年、断酒歴8年と7カ月、不良初期高齢者、リスボン、レベル65。

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LINE ちゅうたらアプリを使いだして、1年半たちました。

いまだに LINE というヤツの良さが分かりません。

いろいろなことができるような、でも他の SNS のメッセージ機能でも変わらないような。

分かっていません。

 

僕が LINE の良さを理解できないのは、

LINE のいろいろな可能性?を使ってないからでしょうね。

でも、あまり使おうとも思いません。

いつも報告していますが、

スマホの画面は小さすぎますし、

その小さな画面を眉をひそめながら見入っている姿は、

僕には生き物として滑稽な顕われにしか見えません。

いまだにフリック入力というヤツにも慣れませんし、

なかなか仲良くなれません。

 

が、です。

 

今朝は珍しく、僕の方から自発的に、2本の LINE による連絡を発信しました。

もちろん?両方とも、相手は若いねぇちゃんです。

 

65のジィサンが若いねぇちゃんに LINE を送るということの社会的な是非は、

とりあえず、置いといてください。

 

どちらの発信にも、返信をいただけましたし、

メッセージのやり取りにも発展しました。

1本の LINE メッセージでは、

殆ど親父ギャグですが、

絵文字?スタンプ?かなんか知りませんが、

ビジュアル・シンボルも織り交ぜることができ、

相手の子も、こちらの冒険に忖度して、

一応、笑で返してくれました。

 

できる範囲、やりたいと思う範囲でやればいいよね、きっと。

 

 

薬が効いてきたかも

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今日は京都は西陣にあるライブハウスのジャズ・ナイト、

2回前から、僕がイベント全体の主任ミュージシャンのような立場になっています。

 

僕はミュージシャン人脈をあまり持っておらず、

ブッキングに関しては店のマスターにおんぶに抱っこの状態ですが、

ライブ全体の進行立案は任されつつあります。

 

今日はお客さんは少なかったのですが、

今回から僕とホスト・デュオを組むことになったいギタリストとの初共演でした。

 

彼は京都では、ヴォーカリストのバッキングが得意なギタリストとして知られています。

イベントのトップは、僕と彼によるデュオ・セッションを30分ほど、行いました。

さすがに数多くの修羅場を踏んできたであろう、経験値の高いギタリストとの共演、

互いに痒い所に手が届くようなコンビネーションを作ることができました。

マスターや次期マスターであるマスターのお嬢さんにも、

僕たちの演奏は気に入ってもらえたようです。

 

1カ月近くに及ぶ咳き込み症状、

昨日、蓄膿症が原因であることが分かりましたが、

さすがに今日はまだライブで歌うことは無理だろうと思っていました。

しかし、前回と異なり、抗生物質を処方してもらっていることがかなり功を奏しているようで、

何曲かを咳き込まずに歌うことができました。

 

 

やっぱり、ちゃんと処方していただいた薬の効果は素晴らしいですね。

金曜日に予定されているセッションでは、もっと積極的に歌えそうで、楽しみです。

経鼻内視鏡

飲酒歴40年、断酒歴8年と7カ月、不良初期高齢者、リスボン、レベル65。

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病院に行きました - 僕のワンノートサンバ (hatenablog.com)

 

2週間前のことですが、

あまりにも咳き込みがひどいので病院に行ったことを報告しました。

その時の診断は気管支炎が疑われるということだったのですが、

ご診断いただいた内科の先生からは、

症状が再び現れた場合は、耳鼻科を受信するようにというアドバイスをいただきました。

 

そして4,5日前からまた咳き込み始めましたので、

今朝、耳鼻科医院に行きました。

 

耳鼻科の先生、これまでの経過についての僕の報告を確認されたうえで、

こんな医療器具を用意されました。

経鼻内視鏡という医療機器だそうで、

鼻の穴から鼻やのどの様子を確認する内視鏡のようです。

 

まず左の鼻の穴から挿入され、異常は確認できなかったようです。

鼻の穴に何か通される、変な感覚でした。

そして先生は次に右の鼻の穴に内視鏡の挿入を始めましたが、

すぐに、「あった、あった」と声を上げられ、

先生と一緒にモニターを確認していた看護師さんにも、即時の同意を促していました。

先生の診断によれば、僕の咳き込みは、蓄膿症によるものだそうです。

 

少しばかり、意外な診断でした。

鼻詰まりや鼻炎は起こしていません。

鼻に痛みを感じることもありません。

でも先生は、内視鏡を確認されてすぐに、確信されたようで、

恐らく、僕のような症例は決して珍しくはないんでしょうね。

 

咳や鼻詰まりに対する対症薬品と抗生物質を処方していただき、

一月近く続いた僕の不具合に対する、多分、最終的な治療方針が確定しました。

 

咳き込みの症状が現れ始めた時、

素人であるぼくは、最初はのどの炎症を疑いましたが、

内科の先生によるレントゲン撮影に基づいた診断では、気管支炎が疑われました。

そして今日、専門家の耳鼻科の先生により、

蓄膿症という診断が、確信とともに下されました。

 

やっぱ、餅は餅屋さんです。

医療が身体を科学的に分析してくれることも素晴らしいことですが、

専門分化された医療技術は、さらに確かな診断を担保します。

そして医療機器の進歩も医療への信頼を後押しします。

 

僕たち、素人は、

専門家に頼るべきところは頼ればいいんですよね。

ムッチャ、当たり前のことを思い知らされました。

ジジィになってまた経験値が上りました。

 

また一人、巨匠が逝く

飲酒歴40年、断酒歴8年と7カ月、不良初期高齢者、リスボン、レベル65。

本日もリスボンの、心地よい疲労かも・ノープラン・ブログ、ご訪問ありがとうございます。

 

ブラジリアン・ポップスの巨匠、セルジオ・メンデスが亡くなったそうです。

南米音楽に詳しくなくても、

オー、ワリアライヨ、オバ、オバ、オバ

と聞こえる?コーラスは皆さんご存じだと思います。

僕はリスボンと名乗っていながら、

本家のポルトガル語も、

ブラジリアン・ポルトギューズも知らないので、

かなりいい加減な歌詞の書き取りですが、

セルジオ・メンデスの代表曲、マシュケ・ナダ Mas Que Nada です。

 

僕はブラジリアン・ポップスにも詳しい方ではありませんが、

常にアメリカ中心だったポップスの世界の中で、

独自のしゃれたリズム感覚を積極的に発信したセルジオ・メンデスは、

20世紀後半のポップスについて語る時に、絶対に忘れてはならない巨匠のひとりです。

僕も、僕のわがまま勝手な解釈で、

セルジオ・メンデスのレパートリーを歌い継いでいこうと思います。

 

 

金曜日が歌謡曲メインのオープンマイク、

昨日、土曜日が、どちらかといえばフォークソングメインのオープンマイク、

さすがに疲労がピークを迎えます。

 

そして今日ですが、朝一で、古新聞を古紙回収に出し、

その後、ピアノの練習、

午前中は、自治会の地区清掃を行いました。

 

午後ですが、琵琶湖の対岸にある愛知川図書館にむかい、

ボランティアピアノ演奏を行ってきました。

聴いてもらうことを前提とした演奏ではなく、

いわばBGM、あるいは環境音響の提供といった感じのパフォーマンスです。

この演奏は、通常のライブ活動とは全く趣が異なります。

そしてこちらも音楽としての楽しさと厳しさが同居しており、

1時間と少しの演奏でしたが、かなり疲れました。

 

でも今日は、僕のピアノのお弟子さんがわざわざ聴きに来てくださり、

それはそれでエキサイティングなできごとでした。

今日の彼女はいつもより若々しいいでたちで現れ、

嬉しい驚きを感じました。

 

巨匠の訃報にふれた日、僕はいつも通り、音楽ジィサンの一日を送りました。

メデタシ、めでたし。