僕のワンノートサンバ

断酒ライフを送る元大学教師にしてジャズ・ピアニスト、ヴォーカリスト

多分、僕の偏見?

飲酒歴40年、断酒歴8年と3カ月、不良初期高齢者、リスボン、レベル65。

本日もリスボンの、へそが曲がってます・ノープラン・ブログ、ご訪問ありがとうございます。

 

みなさん、野球、好きですか?

 

僕は時々、ここでも告白していますが、

幼いころから肩の関節が異常に硬く、そのためボール投げが絶望的に苦手だったため、

プレイするスポーツとしての野球やソフトボールには、あまりいい思いがありません。

 

観戦するスポーツとしての野球ですが、

多分、プロ野球は球場に足を運んでみる分には、それなりに楽しめると思いますが、

テレビ中継等で長々と眺めようとは思いません。

タイガースの戦績は気にはなりますが、気になるだけです。

 

そういう訳で、僕は野球にはそれほど関心がありません。

まして大リーグの野球となりますと、

一層、興味がありません。

 

ですので、ここのところの大谷フィーバーに対しては、

かなりの違和感を感じています。

 

プレイヤーとしての大谷がすげぇやつだっていうのは、

何となく分かります。

今年は休業中ですが、バッターとピッチャーの二刀流というのが、

とんでもない挑戦であるというのも、分からなくもない。

 

 

でも、大谷が出場している試合をわざわざテレビ中継するのは、どうなんだろうと思ってしまいます。

アメリカの野球ですよね、ドジャースの試合って。

 

僕よりも人生経験の豊富なジャズ友に、僕の疑問をぶつけてみたところ、

マスコミが大谷の一挙一動に大騒ぎするのは、

そうすることによって数字が稼げるからだそうです。

テレビでいえば、ドジャース戦を中継すれば視聴率が上がる、

雑誌等の印刷媒体においても、大谷を取り上げれば売り上げが期待できる、

そういうことだそうです。

 

でもこの構造、どっから始まっているの?という、ニワトリとタマゴ問題が含まれてますよね。

人びとが大谷に注目するからマスコミがそこに便乗するのか、

マスコミがしつこく報道するから人びとが関心を深めるのか。

どっちが先ですか。

 

どっちが先なのかはよく分かりませんが、

しかし、へそ曲がりのディアスポラである僕にとっては、

自分の価値観で判断をすることを放棄しがちな、

ニッポン人ならではの独自の社会行動に思えてなりません。

 

自らの感性や価値観で判断することよりも、

周囲の空気という得体の知れない感覚に押しつぶされながら行動するこの国の人びと。

 

僕は幼いころから、日本の大人たちがこどもに押し付ける気色の悪い躾に対して、

嫌悪感を感じてきました。

その結果、こんな大人が出来上がってしまいました。

 

でも今さら矯正?は不可能でしょう。

僕は死ぬまで、へそをひん曲げたまま、楽しく生きていきます。

スンマセン、今日は独断と偏見のディスり・ブログでした。