飲酒歴40年、断酒歴8年と3カ月、不良初期高齢者、リスボン、レベル65。
本日もリスボンの、少し悔しいかも・ノープラン・ブログ、ご訪問ありがとうございます。
若い頃の僕は、献血マニアでした。
少しくらい血を抜いても全く体調には影響がありませんでしたし、
こんな僕の血でも誰かの役に立てるのであれば、というくらいの気もちでした。
8年前の入院以降、しばらく献血には行きませんでした。
勝手に、年齢制限に引っかかるやろうなと思っていたからです。
しかし実際には問題はありませんでした。
そこで2年前からまた献血に行くようになり、
これまで2回、400㏄の献血を行ってきました。
今日、久しぶりに献血に出かけました。
そして医師による問診の中で、僕の献血はできないことを伝えられてしまいました。
過去に肝硬変の発症経験がある場合、
献血の過程で提供者、つまりこの場合、僕ですが、
血液提供者にごく僅かながら、健康上のリスクが想定されるため、
危険を避けるために献血ができないんだそうです。
過去2回の献血は、どうやら僕自身に悪意は全くなかったのですが、
僕の肝硬変発症の病歴が明らかにならなかったため、
献血が行われたということらしいです。
なんか、すげぇ、寂しい気もちになりました。
ちっちゃな社会貢献?の芽が摘まれてしまったような、悔しい気もちにもなりました。
過去の病歴をごまかせば良かったと、本気で思いました。
言葉の使い方としては間違ってますけど、口は禍の元だと思ってしまいました。
僕の健康上のリスクを避けるためのレギュレーションであることは、
理屈の上では理解しましたが、
気もちの上では、納得できてません。
これもおかしな言い方だということは分かっていますが、
僕たちは献血というちっちゃな社会貢献の機会を奪われてしまっています。
もちろん、僕の誤解です。
でも今日は少しだけ、断酒 er であることを後悔してしまいそうです。