僕のワンノートサンバ

断酒ライフを送る元大学教師にしてジャズ・ピアニスト、ヴォーカリスト

昭和44年製の車両

飲酒歴40年、断酒歴8年と8カ月、不良初期高齢者、リスボン、レベル65。

本日もリスボンの、ちょっと小ネタです・ノープラン・ブログ、ご訪問ありがとうございます。

 

昨日から始まった、怒涛のスケジュールの1週間、

今日は2日目、午前中にレッスンをお一人、

夕刻から枚方のライブハウスでのオープンマイク、バックバンド・ピアニスト、

無事、勤めあげてまいりました。

 

枚方のライブハウスですが、

伏見稲荷の近くにある、終日400円というリーズナブルなパーキングに車を置いて、

京阪電車で会場まで向かいます。

この頃、京阪電車を使う機会が増えています。

 

今日の帰りのことですが、

オープンマイク・バンクバンドのコーラス担当のベテランさん、

H さんと一緒に車中の人になりました。

 

最近の電車、特に都市近郊の列車の場合、

行先案内等の車内掲示が完全に電子モニター化されていますよね。

僕はあの電子表示、

駅名が中国語やハングルで表示されるのが興味深く、

結構、見ています。

 

ところが今日の帰りの電車の車両ですが、

電子モニターの掲示がありません。

ドアの上部に、昔ながらの印刷物がでんと貼ってあるだけです。

車内を見回してみても、壁や窓等にどことなく、20世紀の匂いがしました。

 

 

さらに車内を見回してみると、

この車両が昭和44年製であるという表示がありました。

昭和44年、今から55年前ですよ、55年。

 

昭和55年製の車両がしっかりと現役で活動している、

僕は思わず、京阪電車に拍手を送りたくなりました。

 

もちろん、古い車両を使っているということの背景には、

経営効率上の判断もあると思いますが、

しかし、古くてもしっかりと働けるアイテムは、その使命を全うさせてあげる、

ある意味で道具に対する深い愛情のようなものを感じました。

 

車両が古いということは、多分駆動系のメカも古いんでしょうね。

何となく加速時のモーター音に個性が感じられました。

 

男の子にとって鉄道は、永遠の愛の対象です。