僕のワンノートサンバ

断酒ライフを送る元大学教師にしてジャズ・ピアニスト、ヴォーカリスト

今日も経験値が一つ、加算されました

飲酒歴40年、断酒歴8年と11カ月、不良初期高齢者、リスボン、レベル66。

本日もリスボンの、これも広報素材になるかも・ノープラン・ブログ、ご訪問ありがとうございます。

 

今日も僕の定席の一つといってもいいライブハウス、

京都は千本中立売の天Qさんに行ってきました。

ただし今日は、仕事ではなく、お客さんとしてです。

 

今日の天Qさんの企画は、リュウジさんというベテランギタリストがホストを勤める、

飛び入りセッションデイでした。

僕は僕自身の飛び入り演奏よりも、

他のお客さんの演奏のサポートをすることが楽しみで、

この会に参加しております。

今日もベースを持参してやってまいりました。

 

結局、5組の方のサポートをさせていただきました。

キーボードによるサポートも行いましたが、

主にはベースを演奏しました。

 

僕のベースのスタイルは、

絶対に表には立たず、でも絶対にアンサンブル全体を締めるという、

いわば、玄人受けのする演奏法に徹します。

少し専門的な話になりますが、

ジャズべのセンター・ピックアップのバランスを強めにし、

全体のトーンコントロールをローとミドルの間に置くくらいのサウンドセッティングにして、

ルートと5度音程を基本としながらも、控えめに装飾的な音型を散らすようにします。

実はサウンドの要点は俺が握ってんねんでという、悪徳代官的なプレイポジション、

かなり気に入っています。

 

そんな中で一人のギタリストの方が、レゲエの曲を始めました。

実は僕、レゲエはほとんど未体験です。

あまり聴くこともありませんし、ましてや演奏するのはホンマに全くの初めて。

でも、それっぽいフレーズを紡ぎ出すことに成功し、

担当のギタリストさんのみならず、多くの皆さんに気に入ってもらえました。

 

ピアニストとしての僕のセールス・ポイントの一つに、

僕の経歴の多様さをあげることができます。

クラシック、ジャズ、ロック、昭和歌謡、フォーク、Jポップと、

様ざまなジャンルの音楽を演奏してきました。

今日、そのレパートリーに中に、新たにレゲエが加わりました。

僕の新たな経験値が生まれた記念日です。