僕のワンノートサンバ

断酒ライフを送る元大学教師にしてジャズ・ピアニスト、ヴォーカリスト

時々、飲みたくなっているかも

あっちゅう間に年末です、忘年会だ、クリスマスだ、なんだかんだと誘惑が多い季節、
アル症と肝硬変、修行のシーズン到来、リスボン、耐える58歳。

本日もリスボンの、わがまま気まま・ノープラン・ブログ、ご訪問ありがとうございます。


さて、タイトル通りです。

幸いにも、再飲酒欲求というほどのことはありません。
ただ、1年近く我慢してきたんだから、1回くらいどうもないよ、という、
悪魔のささやきが時々、よぎります。

飲みたい、というよりも、
ここで飲んだら、弛緩と興奮が同時にやってくるという、あの魔の瞬間が再体験できるよな、
という、不埒な感覚です。

特に、食事ネタには反応してしまいますね。

でも、でも、でも!

ここで書いて、はっきり自らを戒めましょう。

あの弛緩と興奮の同時襲来は、ほんまに一時的な楽しみにすぎません。


そして、立派なアル症であるお前は、必ずや食事の時間だけで飲酒が止まることはないのじゃ。
眠りにつくまで、つまり、ある程度、正体を失うまでは、飲み続けるであろうぞ、
そして、これまた予言しておこう、
続く日々が地獄になることを。

たとえ、夕方からと時間を区切ったとしても、
やがては、5時が4時に、4時が3時に、そして昼日中に、
そして、いずれは起床とともに、悪魔の水に脳みそも内臓も晒し続けることになるのじゃ。

たとえ、経済的なバックボーン目当てとはいえ、
お前を支えとしてきたパートナーやこどもたちからは、
今度こそは見捨てられること、必定であろう。

そして入院治療費のバックアップも、再発・再入院ということから、
以前のように手厚くはならぬぞ。

醜態を晒しながら、死を迎える覚悟はあるのか。
そこまで悪魔の水に自らを預けることができるのか。


神様、お救いください。
断酒ライフのもたらしてくれる楽しさ、そして幸せを忘れません。
神様、たとえ一瞬とはいえ、このようなあってはならぬ想像に身を任せたこと、お許しください。


皆さんも僕も、今日も明日も厚かましくも謙虚に、かつご機嫌さんで
LWOA Life Without Alcohol 断種ライフ、継続していきましょう。