僕のワンノートサンバ

断酒ライフを送る元大学教師にしてジャズ・ピアニスト、ヴォーカリスト

壊れていくのは僕たちだけではないかも

アル症、肝硬変、仲良くしています、リスボン58歳。

本日もリスボンの、勝手放題・ノープラン・ブログ、ご訪問、ありがとうございます。


僕たちは、僕たちの脳の一部を壊してしまいました。
僕に関して言えば、重要な内臓機能も壊してしまいました。

でも、ありがたいことに、生かして頂いています。


ところで、この10年間くらいで、僕たちの社会のかなりの部分が壊れ始めていると感じているのは、
僕だけでしょうか。

例えば国会審議。
年金に関する審議。

あの馬鹿たれ総理、ついにぬかしよったね。
「私の意見を理解しない人にはどれだけ時間を費やしても無駄なのであります。」

これって、説明責任の放棄宣言以外の何物でもないよね。

「わが党はこれまで一度たりとも強行採決について考えたこともないのでございます。」

どの口でそんな大ウソがつけるのよ、ほんまに。


魚を氷詰めにしたスケートリンク
誰も、気色ワルと思わなかったのかなぁ。
死体を足蹴にして遊ぼうとは思わないよね、誰も。


学生たちの質は下がり続けています。
学生たち本人が悪いというよりも・・・

例えば、僕は英語も担当していますが、
ホンマに高校、出たんか、というレベルの学生がごろごろ。

高校のせいで若者が壊れているのでしょうか。

いえいえ、その前からでしょう。

中学校でも、そして小学校でも、ホンマに教えられてきたんか、というレベルの若者を大学は受け入れます。

そしてそれは、教育機関の責任というよりも、
親を中心とした保護者のしつけ放棄が、一番大きな原因でしょう。

親がなぜこどものしつけにエネルギーを割くことができないのか。

やはり、この国が壊れ始めているからでしょう。

僕たち、アル症者は、一度破滅しかけました。
破滅寸前で、人の力も借りながら、帰ってくることができました。

僕たちは僕たちの復帰について、もっと語るべきかもしれません。

優等生は、ダメになり始めると案外もろいものです。
僕たち失格寸前の劣等生にこそ見えるものがあるのではないでしょう。

だからこそ劣等生であった皆さんも僕も、今日も明日も厚かましくも謙虚に、そしてご機嫌さんで
LWOA Life Without Alcohol 断酒ライフ、継続していきましょう。