僕のワンノートサンバ

断酒ライフを送る元大学教師にしてジャズ・ピアニスト、ヴォーカリスト

ぶろぐを書き続ける

アル症と診断されて9か月、肝硬変と診断されて10か月、僕は死にましぇん、リスボン、58歳。

本日もリスボンの、有害にして無作為、ノープラン・ブログ、ご訪問ありがとうございます。


毎日絞り出すようにしてブログをアップしております。
(絞り出す、は大げさですけど)

大体、1回の執筆に30分くらいかかるかな。
なるべく1日の中で早い時間にアップロードするようにしていますが、
時に、夜にずれ込むこともあります。

何とか250日近く書き続けてきました。


ブログを毎日書き続けること、
もちろん、自画自賛するわけではありませんが、楽なことではありません。

特に、今日は何について書こう、と悩まされるとき、
自らに課した課題を恨めしく思うこともあります。

でも、書き続けてきました。

やはり、プラスの面が少なくないんですね。

まず何といっても、断酒会にもAAにも参加していない僕のような断酒生活者にとって、
ブログを書き続けること、そして同志のブログを読むこと、
これがフェイス・トゥー・フェイスのコミュニケーションと同じ、医療的効果、社会的効果をもっているんですね。

うっかりスリップしてしまったらどうなってしまうのかを予想して書くこと。
先輩や同志のスリップ経験、特に復活に当たってのご苦労について読むこと。

どちらも強烈な抑止効果を発揮してくれます。

それから飲酒生活者であった時のことを書いたり読んだりすること、
これも、断酒ライフを継続するための大きな励みになっています。

そして、何といっても、ブログというある種のクラウドに自らの思考の一端を預けてしまうこと、
これも、大きな意味を持ちます。

時々、過去のブログを読み返してみますと、あの時よりも、少しは進歩してんじゃん、俺、と思ったり、
やっぱ、三つ子の魂百までやねぇ、と感心させられたり。

それから、公的な電子空間に自らをさらけだすことについての、実践的な実験・実証にもなっていますね。

おっさんばかりの集まりのイメージのある断酒会には参加しにくくとも、
自らの露出度をコントロールできるブログの公表という方法、

僕は、インターネットに過度に頼ってしまうことに対しては、批判的なのですが、
やはりバカと道具は使いようだと思います、
インターネットという道具には、大いに生かせる部分があるんですね。
特に僕たちのような断酒生活者にとっては。

たまにどうしてもブログのネタが見つからないときは、近況報告で済ますこともあります。

ところがこの近況報告というやつ、結構、あとから読み返すと面白いですね。

やはり、一番分かったような気になっていて分かっていないのが自分自身のことなんですね。

というわけで、今後もブログの垂れ流し、続けていきます。

皆さんも僕も、今日も明日も、厚かましくも謙虚にかつご機嫌さんで
LWOA Life Without Alcohol 断酒ライフ、継続していきましょう。