僕のワンノートサンバ

断酒ライフを送る元大学教師にしてジャズ・ピアニスト、ヴォーカリスト

また1年 そしてこれからも

晦日です、アル症・肝硬変、でも元気です、リスボン、59歳。

本日もリスボンの、振り返り・ノープラン・ブログ、ご訪問ありがとうございます。


ホンマに12月31日です。


先日、急逝した弟もそうですが、僕たち、過剰飲酒経験者は早逝する傾向にあります。

アル症ないしは、肝硬変の患者の平均寿命が52歳ということで(実は弟も52歳になったばかりでした)、
僕なんかは、長く生きることができているということになるのかな。

でももっと厚かましく生き続けようと思っていますよ、もちろん。


本当におかげさまで、断酒ライフ入門後、2回目の年越しを迎えることができそうです。

禁酒・断酒のブログ村の皆さんとはホンマにお会いしたことは一度もありませんが、
皆さんの投稿が僕の断酒ライフ継続の一番のビタミンであったことは間違いないです。

忌まわしい過去の振り返りはもちろんのこと、
現在のご様子や、時にはスリップの辛い経験、
勝手に先輩、同志と考えさせていただいて、
精気をいただいております。


この頃、酒と聞くと、
あの酔っ払い独特のいや~なにおいを連想するようになりました。
あんな不快極まりないにおいをまき散らしておいて、グルメもへったくれもないもんだと思います。


僕も、断酒ライフに入門して、味覚はホンマに変わりました。

もちろん、甘党になったことは言うまでもありません。
今では、生クリームが絡んだお菓子こそが、
一日の終わりに疲れをいやしてくれる最高の友だちです。

それから、たぶん、味覚が敏感になったんだと思いますが、
外食にありがちな濃いめの味付けを受け入れにくくなってきました。

旬の野菜をシンプルに出汁で炊いて、ちょこっとしょうゆや塩で味を含ませる、
ほこ~っと口に含んで、その味覚でぬく飯をいただく、

最高の贅沢ですね。

もちろん、朝のピーナッツクリーム・トーストとアイスカフェオレ(というよりもコーヒー風味のミルク)もたまりません。

それからリンゴをはじめとする果物をよく食べるようになりました。


一方、ラーメンはほとんど食べることがなくなりました。

外食のラーメンもインスタントラーメンも、
僕にとっては、量も塩分も、そして油脂分も過剰な気がします。

そのうちベジタリアンになるかもしれません。


いや、ないな、それは。

この前久しぶりにもつ煮込みをいただきましたが、あれは美味いっす。
それから、魚を食べないことも考えられないしね。

仏の道に入門することはなさそうです。


仏の道に入門することはありませんが、
断酒ライフの道は、今後も継続していくことを誓い、
今年の最後のブログとします。


皆さんも僕も、今日も明日も、厚かましくも謙虚にかつご機嫌さんで、
LWoA Life Without Alcohol 断酒ライフ、継続していきましょう。