若者がやばい・・・かも - 僕のワンノートサンバ

アル症と肝硬変（それとこの頃若年性認知症も少し心配）、元気な病人（？）リスボン、５８歳。

本日もリスボンの、自己中・ノープラン・ブログ、ご訪問ありがとうございます。

たまにこのブログでも告ってますが、私リスボン、５８歳は、大学の教師です。

障害学・芸術学を専門とし、デザイン理論、デザイン史と英語を大学では教えております。

また、主に１年生を対象とした、大学入門科目も担当しております。

さて、昨日のことですが、
息子にえらいものを見られてしまいました。

何かと言いますと、
僕の勤めている大学で１年生対象に開講している、
大学入門科目、並びにキャリア・アップ科目の教材のプリントです。

数学（というか算数）と国語（基本は漢字の読み書き）の教材ですが、
一応進学校に通っている息子は、これが大学の授業教材であることに驚きを隠せいないようでした。
あまりにレベルが低すぎて。

つまり、ぶっちゃけて言いますと、今の大学では、
高校生の息子が驚くように、
中学校レベルの復習授業を
大学入門並びにキャリア・アップ科目の教材として用いなければならないんです。

僕は英語も担当していますので、そちらからも実感しますが、
今の大学生の基礎学力には目を見張るものがありますよ、ほんまに。

現在の若者たちの基礎学力低下の原因はいろいろあるでしょう。
近いところで不満を述べれば、
勉強していない若者を卒業させてしまう、高等学校の教育放棄を責めたいところです。

もちろん、高等学校だけを責めるのは酷です。

乱暴な切り方をすれば、日本社会全体のヤンキー化こそが問題でしょう。

ちゃんとやるべきことをやっていれば（生産労働に時間通り従事していれば）何していたっていいだろう、
メンドクセーことを考えなくてもいいじゃん、理屈じゃなくてさ。
みんな同じように動いているし。

若者の大半がこんな風に感じているとすれば、この国の低落傾向には歯止めがかからないでしょうね。

トップリーダーが大体ヤンキー思考で動いてはるし。

みなさん、選挙権は長期的な視点も鑑みて行使しましょ。
あのおっさん以外にリーダーを選べない議員は、ダメでしょ、絶対。
そしてそんな議員を当選させるのはもっとダメですよね。

明後日から授業、再開です。
愚痴ってばかりいないで、たとえ小さな声だとしても、若者に（嫌われつつも）檄をかましていきますよ。
めんどーなオヤジとして。

めんどーな親父のエネルギー源は、断酒ライフです。
というわけで、

皆さんも僕も、今日も明日も、厚かましくも謙虚にかつご機嫌さんで
LWOA Life Without Alcohol 断酒ライフ、継続していきましょう。