僕のワンノートサンバ

断酒ライフを送る元大学教師にしてジャズ・ピアニスト、ヴォーカリスト

目の毒なのは…

アル症と肝硬変、でも健康診断の各数値は結構優等生、リスボン、58歳。

本日もリスボンの、勝手気まま・ノープラン・ブログ、ご訪問ありがとうございます。


寝具が少しずつ少なくて済むようになってきました。

一番寒いときは、毛布の上に掛け布団、さらにその上に毛布という、サンドイッチ構造でした。

そして最近まで、毛布をくるまってから掛け布団をかぶっていましたが、
ついに、毛布が掛け布団の上に来ました。

明けない夜はないし、春は必ず来るんですね。


さてこの頃、多くの皆さんが、
コンビニやスーパーの酒売り場を避けるようにしていることについて書いてらっしゃいます。

僕は、幸いなことに、案外平気です。
スーパーでも、かつて飲み倒していた焼酎の値段を確認して、
「お、この店は仕入れルートの確保に頑張っているようなだな」と、
流通評論家のようなことを考えたりしています。

それから昨年の秋までにビールに対する関心はほぼ薄まりました。
たまにテレビで、ぷはーっとやられると、美味そうだなと思うことはありますが、
飲みたいとは思いません。

僕がこの頃最もやばいなと感じているビジュアルな刺激は、
ハイボールのCMやポスターなんです。
特にTVCMよりも、ポスターに毒を盛られている感じですね。

飲酒者であった頃は、特にハイボールが好きであったということはなかったんですけどねぇ。

ただ僕の飲酒歴、最後は麦焼酎に落ち着きましたが、20代から30代にかけては、ウィスキーが中心でした。
特に、ある程度収入が安定してからは、
現在のハイボール市場のけん引役ともなっている、ツノというウィスキー(スミともカドとも読みますが)、
好きでした。

僕がハイボールのポスターにやられるのは、このツノのせいかもしれませんね。

若いころは生意気にも、フルというオッサン御用達のウィスキー(イニシエとも読むかもしれません)よりも、
このツノのほうがクォリティーが上であると信じていました。

あの生意気盛りの勢いが少しばかりDNAの片隅に引っかかっているのかもしれません。

断酒歴ももうすぐ1年3か月になります。
もちろん、油断は禁物です。

ツノのハイボールのポスター、もちろん、罠には落ちませんよ。
次は絶対家族に、特に倅に、見捨てられることは確実ですから。

ですから

皆さんも僕も、今日も明日も、厚かましくも謙虚にかつご機嫌さんで
LWOA Life Without Alcohol 断酒ライフ、継続していきましょう。