僕のワンノートサンバ

断酒ライフを送る元大学教師にしてジャズ・ピアニスト、ヴォーカリスト

暑いからでしょうか

アル症・肝硬変・早期がん、外見からは絶対わからない病人リスボン、58歳。

本日もリスボンの、ノープラン・ブログ、ご訪問ありがとうございます。


えらいことですよ、皆さん。

「花見に双眼鏡をもっていくと逮捕されちゃいますよ」法案、衆議院を通過しちゃいました。

「一般人が監視の対象になることはないのであります。」

僕たち、アル症患者は一般人ですか。
僕のように、帰化した日本人は一般人ですか。
学生たちに、
今、国会がおかしなことになっているよ、君たちは君たちの選挙権を適切に行使してください、
と教室で訴えている僕は一般人ですか。

ポチの狂気の沙汰を放置してはなりません。
以前にも書きましたが、日本人は社会的教養をもった国民のはずです。
少なくとも、おかしいぞという意識をもちましょう。


暑くなってきました。
本日の午前中の講義、ついに教室に冷房を入れてしまいました。

東日本大震災の時にエアコンの使い過ぎに対して社会全体が考え直しました。
しかし最近では、熱中症を避けるために、適切に電化製品を用いることが奨励されています。

仕方ないかな。

僕たちの大先輩たちは、
夏の蒸し暑さに対して、建築的な観点から対応する知恵を編み出してきました。

例えば、京都のウナギの寝床のような町屋建築。
風の通り道を計画段階から取り入れた設計は、世界的にも注目されたことがあります。

でもいつの間にか、僕たちの都市空間は、ドンドン密室化していきました。
風を取り入れるという発想は全くなくなり、
閉じられた空間の中で空気を強制的に調節するという方法が採用されました。

その結果、大都市の周囲ではヒートアイランド現象が当たり前になってしまいました。

僕が今日講義を行っている教室も、学生たちに画像を見てもらう関係から、密室になります。
僕は軽度の閉所恐怖症とともに暮らしていますが、講義中は仕方ないなと思っています。

しかし、外気を取り入れながらなんとか授業できないものかと、少しばかり悩ましくも思います。

そして最近、やや、疲れ気味です。

特に忙しいことはしていません。

でも休日に、以前のようには歩こうと思わなくなっています。
暑さのせいだけでしょうか。
体調の抜き差しならぬ変化ではないことを祈っています。

で、やっぱり、歩きます、頑張って。

歩きましょう、皆さんも、そして

皆さんも僕も、今日も明日も、厚かましくも謙虚にかつご機嫌さんで
LWOA Life Without Alcohol 断酒ライフ、継続していきましょう。