僕のワンノートサンバ

断酒ライフを送る元大学教師にしてジャズ・ピアニスト、ヴォーカリスト

1日5回の食事

異国でもアル症、異国でも肝硬変、異国でも元気です、リスボン、58歳。

本日もリスボンの、空中日記・ノープラン・ブログ、ご訪問ありがとうございます。


いつもと投稿する時間が変わっていますが、時差のためです。
今、デュッセルドルフのホテルで書いています。
こちらがちょうど9時、日本時間では翌朝の4時です。

というわけで1日合計、13時間、空に浮いていました。

朝9時30分に関空を発ち、11時半くらいに仁川に到着、
そして仁川を午後1時半に出発し、日本時間の午前1時くらいにデュッセルドルフに到着しました。

今日は7時30分には関空に到着する必要があったので、
朝食はホテルのモーニングサービスではなく、ホテルの部屋で昨晩購入したパンとバナナで済ませました。

そして仁川行きのフライトの中で、僕にとっては本日2回目の食事が出されました。
ほとんどの人にとっては食事というよりも間食くらいの量でしたが、
僕には十分に1回分のボリュームがありました。

そして仁川発デュッセルドルフ行きですが、11時間のフライト中に2回の食事が供されました。

どちらも少し大食いの人であれば物足りないくらいの量ですが、
僕には十分すぎる量と質でした。

そして今ホテルのレストランで、今日、5回目になる食事をいただいています。

最後の機内食が、ドイツ時間で午後4時くらいでしたので、
眠る前に小腹が空いた状態になってしまいました。

飲酒者であった頃から小食であった僕は、
断酒者になってから一層、少食になっています。
もちろん、加齢に伴う内臓力の減少や基礎代謝の減少が原因ですが、
肝硬変によって基本的な消化力が減退していることも事実です。

その僕が1日5回の食事!
海外出張という特殊なシチュエーションであることを割り引いたとしても、
どう考えてもトゥーマッチです、はい。

明日から(今日もですけれど)ハード・スケジュールになりますので、
普段よりもエネルギー補給を多めに考えてもいいのかな。

ところでデュッセルドルフ行きの機内の食事ですが、
どうやら1回目の食事がディナーで、2回目がブレックファーストだったようです。

メニューもそれっぽかったのですが、
1回目の食事の時にはアテンダントの皆さんがワインを始めとするお酒を供していたのに対し、
2回目はソフトドリンクのみだったのです。

1回目の食事(日本・韓国時間で2時半くらい)の後、機内の窓を閉めるように指示され、照明が落とされましたので、
時差のナイトタイムという設定だったようですが・・・


ワインいかがですか、というアテンダントさんの優しい問いかけに
いえ、結構です、ジュースをお願いします、
と毅然と答えました。
が、・・・・正直、少し寂しい感じはありました。
もちろん、いっときの寂しさの誘惑に負けることが地獄の入り口であることは意識しています。

平均者に取っても酒は時に悪魔の味わいをもたらしますが、
僕たち断酒者には常に悪魔のささやきでしかありません。
きっと美味しい飲み物ではないに違いありません。

僕たちの生活は常に試練です。
しかしその試練の乗り越えは1日、1日単位では、それほど大した試練ではありませんし、
何よりもその試練を乗り越えることのご褒美は、むちゃくちゃ素晴らしい。

何よりも不細工に死ななくても良いし、毎日をすっきりと楽しく暮らすことができます。

こんな美味しいチャレンジもそうはないでしょう。

チャレンジャーの皆さん、
皆さんも僕も、今日も明日も、厚かましくも謙虚にかつご機嫌さんで
LWOA Life Without Alcohol 断酒ライフ、継続していきましょう。