アル症・肝硬変、断酒ライフ、継続中、リスボン、58歳。
本日もリスボンの、自己分析?ノープラン・ブログ、ご訪問ありがとうございます。
10月に入り、季節もかなり秋めいてきました。
大学の授業も、後期、すでに3週目を終え、それぞれにレギュラー・ペースを確定しつつあります。
今年も夏が過ぎ去ってしまいました。
僕にとって今年の夏は、あわただしい夏として記憶に残ると思います。
8月の頭まで、授業の仕上げに追われ、それが終わると即、秋田への学会出張。
そして7月から8月にかけて3回のライブ演奏を行いました。
さらに8月下旬のドイツ・イタリアへの研究出張、
そして帰国するや即、胃がんの切除のための入院、
と、かなりジェットコースターな日々を送ったようです。
でも最後の訪問地、ミラノから関空に戻ってもう1か月以上、経つんですね。
歳も取りますわ。
僕はこれまでヨーロッパには4回、行っています。
そしてどの機会の時も経験するのですが、
帰国する段になって、絶対にまだ帰りたくない、と思うのです。
そしてどの機会の時も経験するのですが、
帰国する段になって、絶対にまだ帰りたくない、と思うのです。
僕は以前にも書いたことがありますが、お米のご飯にそれほど執着がありませんので、
早く日本に帰ってお茶漬けが食べた~い、とは思いません。
早く日本に帰ってお茶漬けが食べた~い、とは思いません。
むしろ食事に関しては、ヨーロッパの料理のほうが性に合っているようです。
そして街の風景や人々の姿を見ていると、ここにもっと居たい、許されるのであれば、暮らしたいとすら思います。
それから国内の出張の際も、大津に帰りたくない、とは思いませんが、
帰りの電車の中で、ホンマに元の生活に戻れるんやろか、と思うことはしばしばあります。
帰りの電車の中で、ホンマに元の生活に戻れるんやろか、と思うことはしばしばあります。
しかしどちらの場合も、帰ってくれば帰ってきたで、自宅の心地よさ、気楽さを再確認するんですよね。
多分、旅先での特別な感傷ということもあるんでしょうね。
それと同時に、どうやら僕は、環境の変化には対応しやすいほうのようです。
枕が変わると眠れないという人がいらっしゃいますが、
飲酒者の頃の僕は、酒さえあれば、どこでも寝ていましたし、
断酒者になってからは、さらに寝つきが良くなっています。
飲酒者の頃の僕は、酒さえあれば、どこでも寝ていましたし、
断酒者になってからは、さらに寝つきが良くなっています。
これまでも何回かは、とんでもないホテルに泊まったこともあります。
でも、眠れなかったということはありませんでした。
でも、眠れなかったということはありませんでした。
パリで英語が通じにくかったというのはありますが、
今まで訪れたどの都市でも、いろんな人とコミュニケーションを楽しむことができました。
今まで訪れたどの都市でも、いろんな人とコミュニケーションを楽しむことができました。
台北では、全ての食事を屋台で済ますという、荒技も成し遂げています。
環境の変化に対応しやすいので、出張先でも困らず、そして出張から帰ってきてもすぐ元の生活に戻れるようです。
飲酒者の頃は、酒が入手できる場所という制限がありましたが、
断酒者となった今は、その条件もありません。
断酒者となった今は、その条件もありません。
まだ行ったことはありませんが、いわゆる秘境と呼ばれるようなところでも、行けそうな気がします。
こう考えてみると断酒ライフのまた別のメリットが見えてきますよね。
断酒者は環境の変化に柔軟に対応できるのです。
酒がないと生きていかれへんなぞというめんどくささは、見事に放棄できたのです。
酒がないと生きていかれへんなぞというめんどくささは、見事に放棄できたのです。
旅先では必ずしも美しい環境にばかりで会うわけではありません。
ヨーロッパの町のほとんどは、たばこの吸い殻がめったやたら放置されています。
ヨーロッパの町のほとんどは、たばこの吸い殻がめったやたら放置されています。
でも、そんな朝のベネチアも、新たな一日に向けての活気を感じることができました。
これからも断酒ライフの恩恵を最大限に味わおうと思います。
写真は、仕事前のヴェネチアのゴンドラです。