僕のワンノートサンバ

断酒ライフを送る元大学教師にしてジャズ・ピアニスト、ヴォーカリスト

順番

飲酒歴40年、断酒歴2年と4か月、不良初期高齢者、リスボン、59歳。

本日もリスボンの、今頃気が付きました・ノープラン・ブログ、ご訪問ありがとうございます。


突然ですが、
僕は怒りっぽくもあり、
穏やかでもあり、

結局のところ、
むちゃくちゃ、極端にどちらかに偏るということはなさそうです。

ただ僕の行動の中で、

客観的に考えれば、そんなところでむきになってどうする?
という無意味なこだわりがあることに気が付きました。

どうも僕は、
順番抜かしに対して、腹を立てやすく、

また、結果として時間の節約には決してつながらないにもかかわらず、
少しばかり余分に待たされる選択をしてしまったときに、
異常に自分に対して怒るようです。

例えば・・・


道路の合流の際の交差点への侵入の順番とか、

スーパーのレジの選択の際とか。


毎朝の通勤の際に、
バイパスから地道に降りて合流する場所があるのですが、

たいがい、朝は渋滞しています。

そして本流に侵入するときに、
順番抜かしに近い進路を取ってでもできる限り前の方に入ろうとします。


或いはスーパーのレジに並ぶ時も、
何所が一番早く進みそうかまず全体を眺め、
そして順番につきます。

思惑と異なる事態が生じると、
たいした時間のロスでもないのに、むっちゃクチャ腹を立てている自分に気が付きます。


今日も僕の前のご婦人が現金ではなくカードで決済しようとした際に少しばかり戸惑っていると、

「何しとんねん!現金でサクッと払ったらええやろが!」
と無意味に心の中で毒づいています。


自らの選択のミスに対しても思い切り呪いますが、

ほかの人のちょっとしたミスに対しても、
殺意に近い怒りを感じてしまいます。


どう考えてもおかしいですよね、僕の感じ方。

でもこの歳になるまで、

そして多分、気が付いたこれからも、

この無駄な怒りんぼ習慣はなくならないでしょう。

僕の少しばかり歪んだ性格の一部のようです。


上手く説明できませんが、
飲酒者の頃の僕が飲酒行為に至上の価値を見出していたのも、
こんな偏った性格のせいだったかもしれません。


今さらですが、
少しは自覚しようと思います。


少しくらい順番が前に進んで得したような気になっても、
実はほとんどプラスはないんですよね。

ハイ。反省します。


できる限り反省が生きますようにいつものように

皆さんも僕も、今日も明日も、厚かましくも謙虚にかつご機嫌さんで
LWoA Life Without Alcohol 断酒ライフ、継続していきましょう。