僕のワンノートサンバ

断酒ライフを送る元大学教師にしてジャズ・ピアニスト、ヴォーカリスト

デュオの面白さ

飲酒歴40年、断酒歴2年と4か月、不良初期高齢者、リスボン、59歳。

本日もリスボンの、今日は音楽話・ノープラン・ブログ、ご訪問ありがとうございます。


今日はてんこ盛りの一日でした。

朝、1時間目に講義を一コマ。

後片付け等を終えて、11時30分から仕事場でピアノの練習。

1時前に昼食をとり、
その後、楽器の積み込み。

2時から、大学の近所の幼稚園で、近来の幼稚園の先生方を対象としたワークショップの指導。

4時過ぎに終えて、仕事場で楽譜を何枚か書いて、

5時過ぎに今日のライブ会場に向かいました。

つまり本日は、
通常のスケジュールにワークショップとライブという、
二つの特別な予定がプラスされていたのです。

この二つの予定が同一の日になってしまったのは、偶然でもありますし、
先方のご都合もあり、どうしようもありませんでした。


がこのてんこ盛り、思い切り楽しんできました。

特に今日のライブ、

はじめての試みに挑戦しました。


といいますのも、

僕のピアノとヴォーカルに、
サックスのT君の二人だけの演奏、
デュオでのライブだったからです。

僕のレギュラーバンドの編成は、
僕のピアノと、
ベース、ドラムス、そしてサックスという、
いわばモダンジャズの王道のスタイルです。

そこを今日はベースとドラムスがいない、
二人きりの演奏でした。

いつもよりも音の数が少ないので、
どうしても音がシンプルになってしまいます。

それはそれでいいのですが、
やはり4人での演奏に比べると、音の少なさが気になります。


しかし二人での演奏は、この組み合わせでしか味わうことのできない、特別の面白さもありました。

ジャズは基本的に即興演奏を中心に展開されますが、
二人での演奏の場合、
即興演奏をさらに即興的に自由に変化させる音が容易なんですね。

サックスのT君、前回のライブの時にステージ上で叱りましたので、
今日は委縮していないかと心配でしたが、
二人での演奏ということで、ひらきなおったようで、
一皮むけた演奏を聞かせてくらました。

今日はお客さんはいらっしゃいませんでしたが、
店のマスターにはじっくり聞いてもらい、
新しい挑戦の手ごたえを感じました。


ではいつものように
皆さんも僕も、今日も明日も、厚かましくも謙虚にかつご機嫌さんで
LWoA Life Without Alcohol 断酒ライフ、継続していきましょう。
また、デュオでのライブにトライする予定です。