僕のワンノートサンバ

断酒ライフを送る元大学教師にしてジャズ・ピアニスト、ヴォーカリスト

どうやら疲れが残るようです・・・

飲酒歴40年、断酒歴4年、不良初期高齢者、リスボン、61歳。

本日もリスボンの、歳のせいでしょうか・ノープランブログ、ご訪問ありがとうございます。

 

昨晩はライブを終えて自宅に戻ったのが午後11時。

入浴、ブログの投稿等を済ませて就寝したのが12時40分くらい。

今朝は僕にしてはゆっくりと、6時30分に目が覚めました。

6時間弱ですが、睡眠時間は十分だと思います。

 

今日の仕事ですが、

10時から教授会、

ただし、議題は少なく、しかも提案を了解するのみという、

会議とは名ばかりの連絡会、40分ほどで終了しました。

 

そこで、自分の仕事場に戻り、採点作業の続きに着手しましたが・・・

1時間もしないうちに、解答を読むことができなくなりました。

どうしても学生の文章が頭に入ってこないのです。

充分に睡眠をとったつもりになっていたのですが、

どうやら疲れが完全には回復していなかった模様です。

 

昨晩のライブは、お客さんが熱心に聴いて下さったこともあり、

2ステージ、2時間たっぷり、演奏しました。

しかし、演奏時間の長さがこの疲れの原因ではないと思います。

なにに疲れたのかといいますと・・・

 

僕のライブ演奏、

僕がピアノを弾きながら歌い、相方のT君がサックスを演奏します。

そして僕が61歳の、まぁ、いうたら超ベテラン、

T君はまだ34歳、それなりのキャリアを積んでは来ていますが、

やはり白髪のおじぃに比べれば、若造です。

ということで、選曲とライブ進行のMCは僕の役割です。

 

僕たちはお客さんの反応に合わせてプログラムを柔軟に変更します。

というよりも、ほぼ、プログラムもその場で即興で決めています。

多分、僕の疲れの原因は、

この即興的なプログラムデザインとMCの進行にあるようです。

また演奏中も、曲の進行具合を決定するのは僕の役割ですので、

こちらもかなりヘビーな頭脳労働なんです。

 

そりゃ疲れるわな、と納得です。

演奏中や、演奏の直後は、まだ興奮が残っていますので、気がつきませんが、

家に戻り、少しだけほっこりすると、

一挙に疲れが押し寄せ、山のような眠気に襲われます。

 

エネルギーを注ぐことができる何かがあり、

そしてそのことに夢中になった結果、気持ちよく疲れてしまう、

考えてみれば贅沢な時間の過ごし方ですよね。

 

飲酒者の頃は、飲酒によって演奏に弾みがつき、ノリが良くなると考えていました。

そうかもしれません、確かに。

でも断酒者の今の方が、演奏のノリを感じることができますし、

そして熱くなりながらも、どこかで冷静のそのノリをコントロールできます。

断酒ライフゆえに熱さを実感できる瞬間をしっかりキャッチできています。

やっぱ、僕たちには断酒ライフの継続が何よりです。

 

皆さんも僕も、今日も明日も、厚かましくも謙虚にかつご機嫌さんで

LWoA Life Without Alcohol 断酒ライフ、継続していきましょう。