僕のワンノートサンバ

断酒ライフを送る元大学教師にしてジャズ・ピアニスト、ヴォーカリスト

ギャンブル法案成立の危機 右翼よ、今こそ立ち上がれ

飲酒歴40年、断酒歴2年と6か月、不良初期高齢者、リスボン、59歳。

本日もリスボンの、呼びかけます・ノープラン・ブログ、ご訪問ありがとうございます。



どうやらいわゆるカジノ法案、
成立するようです。

国が民営の賭け事を政策として認めるんだって。

賭博はこの国では法律に違反していたはずです。


もちろん今回の法律はカジノを認めるだけではなく、
カジノを含む統合型リゾート施設の設置を後押しすることが趣旨だそうですが、

しかしカジノを一つの売りとする商業施設の推進することが大きな目的であることは間違いありません。


僕たち、依存症当事者としては、
依存症の恐ろしさや当事者だけではとどまらない困難について、
ほとんど顧みない今回の政府の暴挙について、
黙っているわけにはいきません。

依存症は一度、罹患してしまうと、治癒が不可能であること、

そして何よりも、誰もがこの恐ろしい精神疾患を患う可能性があること、

こういった実態については、僕たち、当事者の語りが最も説得力があるはずです。

あの精神の腐った首相に多面的な思考を期待しても無理なようです。

たとえ法案が成立したとしても、
依存症の恐怖については、必要とあれば、声をあげていきましょう。


以前にも書きましたが、
今回の法案、何が一番、あてにならないかというと、

カジノを売りにしたリゾート施設がホンマに商業的に成り立つのか、という根本的な前提条件です。


政府は一度たりとも、まともな試算を行っていません。

成功している東南アジアのカジノでは、

中国の富裕層を楽しませることによって経営が成り立っていますが、
中国語の堪能なカジノディーラーの存在がその成功の大きな鍵をにぎっているようです。

日本でそのような人材を十分に確保することができるでしょうか。

多分、無理ですよね。

つまり、ビジネスとして成功するかどうか、全く勝算がないにもかかわらず、
法案を通そうとしているようです。

何でポチはここまでアメリカ資本に媚びたいんでしょうね。

あいつこそ日本人としての魂や矜持を、
安売りしていませんか、
ホンマの愛国者を自認し右翼思想を支持する皆さん。

愛国右翼思想家、運動家たち、
今、売国奴、ポチ・シンゾー・アベを討たずしてあなたたちの存在価値はどこにあるのですか。


右翼思想の持ち主の諸君、
諸君の根性を見せてください。


僕は、乏しい根拠からアジア人に対して侮辱的な態度を表明する右翼諸君に与するつもりは毛頭ありません。

しかし、今この国は、
幼児的思考しか持ちえないにもかかわらず、腐りきった権力志向の塊のような、
一人の反愛国的な政治家によって、
アヘン中毒寸前の危機に貶められています。

右翼思想の運動家の諸君、
君たちはこれでいいのですか。


依存症の危険については、僕たち当事者が声をあげます。

そしてこの法案の売国的な性格については、
君たちが声をあげてください。


今この国を救わないと、どうしようもない事態がやってきます。


この国家的な危機に冷静な判断力を保つためにも

皆さんも僕も、今日も明日も、厚かましくも謙虚にかつご機嫌さんで
LWoA Life Without Alcohol 断酒ライフ、継続していきましょう。