僕のワンノートサンバ

断酒ライフを送る元大学教師にしてジャズ・ピアニスト、ヴォーカリスト

銀行噺 二題

飲酒歴40年、断酒歴2年と9か月、不良初期高齢者、リスボン、(ほんまにひつこいようですが、まだまだ)59歳。

本日もリスボンの、社会勉強・ノープランブログ、ご訪問ありがとうございます。



今日は僕にはとってもとっても不似合いなのですが、
某大手信託銀行に行ってまいりました。

実は家を建てた時の最初の住宅ローンの借り入れ先がこの銀行で、
そのローンは別の銀行に借り換えたこともあり、

その銀行の僕の口座は長期の休眠状態にあったので、
解約の手続きに行って来ました。


前もって電話予約を入れておきましたので、
手続きはスムーズに進んだのですが、

二つほど、気になったことがありましたので、報告します。



一つ目。

入行した僕を迎えてくれた案内役のスタッフは、
どう見ても現役を引退された高齢のジェントルマン、お二人。

ソファに案内されたり、お茶をもってきてもらったりしましたが、

人生の大先輩にサービスしてもらうことの、

少しばかりの居心地の悪さというか、落ち着かない感じ。


でも、これからの僕たちの社会は、
高齢者が様々な分野で労働者として活躍する、
あるいは、働かざるを得ない社会になっていくんでしょうね。

僕にとっても他人ごとではありません。

でも、高齢者に無理な労働を強いているというよりも、

いくつになっても社会の現役として働くことができると考えるべきなんでしょうね。



今回の口座の解約は、少しばかりややこしい手続きを踏みました。

というのも、この口座は僕が日本に帰化する前に開設しましたので、
名義が異なっているのです。

名義変更を行ったうえで解約という運びになりましたが、

ここで、旧名の印鑑は持参していたのですが、
現在の名前の印鑑を忘れていました。

結局、今日中の解約は不可能となり、
書類を渡してもらってそちらに押印してから返送したのちに、
解約できることになりました。


普段、金銭を扱うビジネスと疎い場所で仕事をしていますので、
印鑑の重要性を全く忘れていました。

しかしこの国では、ハンコがモノを言うんですよね。


少なくとも役所や銀行に行くときは、
印鑑の持参を忘れないようにしませんといけません。

今日も50の手習いです(多分、意味を間違えているとは思います)。


でも今日も勉強できました。

明日も明後日も勉強します。
そしてそのためにも

皆さんも僕も、今日も明日も、厚かましくも謙虚にかつご機嫌さんで
LWoA Life Without Alcohol 断酒ライフ、継続していきましょう。