僕のワンノートサンバ

断酒ライフを送る元大学教師にしてジャズ・ピアニスト、ヴォーカリスト

街中は盛り沢山?

飲酒歴40年、断酒歴8年と5カ月、不良初期高齢者、リスボン、レベル65。

本日もリスボンの、たまの都会がいいズラ・ノープラン・ブログ、ご訪問ありがとうございます。

 

今日は、月に一度の、伏見稲荷の近くにあるジャズハウスで夜7時からセッションの日、

そして退職してからこの店のセッションの日には、

昼すぎにお店の近くのコインパーキングに車を置き、

午後1時くらいから5時くらいまでを京都の中心部をうろうろすることにしています。

 

今日も京都の目抜き通りともいうべき河原町通りの三条から四条にかけて、

のんびりとうろうろしました。

普段、湖西の山奥に籠っていますので、

多くの知らん人が行きかう街並みは、歩いているだけで眩しいくらいです。

 

三条通から一筋南の河原町木屋町の間の通りですが、

VOX ビルという、少しばかりアート関係に特化した店舗が入っている商業ビルがあります。

学生時代もよく入り浸っていましたが、今日、久しぶりに覗いてみました。

 

何気なくギャラリー・スペースに足を踏み入れ、展示を見ていたところ、

展覧会の出品者である若い女性が話しかけてきました。

何とこの女性、僕にとっては大学の後輩にあたり、

展覧会は僕の母校の大学院生とロンドン芸術大学の大学院生との、

共同プロジェクトの成果発表だそうです。

新しいデザインの方法論について、日英双方の学生たちが、

それぞれに新たなパラダイムを示そうとした野心的な展示でした。

展示を眺めながら、話しかけてくれた後輩の女性といろいろと話し込んでしまいました。

 

その後、四条河原町高島屋を覗きました。

どちらかといえばハイソな層を顧客としている高島屋に、僕が買うものはないのですが、

ハイソな品揃えであればこその刺激もありました。

さらに6階にあるギャラリースペースは、中堅から大御所たちの近作が展示されていることが多く、

こちらも見ごたえがありました。

 

気分だけでもハイソに?

 

滋賀の山奥では到底、触れることのできない様ざまなアイテムを眺め、

そして個人差はありますが、気合の入ったファッションで繰り出してきている人びとを眺めること、

世界的な大都市の一つ、京都ならではの楽しみといってもいいかもしれません。

毎日ですと刺激もぼけてしまうでしょうが、

たまに出会い、浴するというのがいいのでしょう。

田舎モン、万歳です。