飲酒歴40年、断酒歴8年と4カ月、不良初期高齢者、リスボン、レベル65。
本日もリスボンの、今日は小ネタ?ノープラン・ブログ、ご訪問ありがとうございます。
またブログのアップロードが0時を跨いでしまいました。
今日も演奏させてもらえる機会があり、
帰宅したのが0時少し前になってしまったからです。
今日の演奏ですが、
京都は嵯峨野にある、ライブハウスのようなラウンジのようなお店の、
オープンマイク・イベントのハウスバンド・ピアニストです。
お客さんから前もって知らせてもらっていた曲を、
僕とプロのギタリストの二人で伴奏して、歌っていただくという企画です。
この仕事(と言い切ってもよさそうです)ですが、
僕の若い頃の盛り場ピアニスト経験が、ホンマに役に立っています。
そのお店ですが、今日が3回目の出演です。
ようやっと、それほど迷わずに店に到着できるようになりました。
初めての時は、難儀しました。
2回目も、結局、迷いました。
3回目にして、お店の地理的な情報をほぼ理解しました。
京都の地理は、ホンマは分かりやすいはずなんです。
京都の町は、南北の通りと東西の通りが碁盤の目のようになっており、
交差点の名前は、南北、東西のそれぞれの名前を連記すればよいのです。
例えば、河原町四条は、
南北の通りである河原町通りと、東西の通りである四条通の、交点です。
九条大宮は、東西の九条通りと、南北の大宮通の交点といった具合です。
今日のタイトルの御池三条ですが、
今、紹介しました、京都の街中の交差点の命名方法からすると、
謎の地名です。
平行に貫かれているはずのこの二つの通りが交差することはないはずだからです。
しかし実際に、三条御池という交差点が存在します。
何故かという答えは実は単純で、
京都の中心部では東西の通りと南北の通りが平行状態を保っているのですが、
京都市の周辺部分では碁盤の目の秩序が乱れ、
特に東西の通りは、斜めに走り、
挙句の果てには、平行線のはずなのに、二つの通りとも斜めってしまい、
交わってしまうのです。
三条御池は、そんな京都の乱れの交差点の一つなんです。
そして今日、僕が3回目の訪問となった嵯峨野のライブハウスも、
嵯峨野という、京都の交差点命名秩序が乱れる、端っこに位置しています。
僕が過去2回、道に迷ったのも、この京都の周縁部の地名の乱れのせいでもあるんです。
京都、1200年、侮れません。
各々がた、ご油断めさるな。