僕のワンノートサンバ

断酒ライフを送る元大学教師にしてジャズ・ピアニスト、ヴォーカリスト

最後?のセッション

飲酒歴40年、断酒歴8年と5カ月、不良初期高齢者、リスボン、レベル65。

本日もリスボンの、不埒なレベル65・ノープラン・ブログ、ご訪問ありがとうございます。

 

まずは昨日の話のその後から。

 

昨日は、少し高性能のヘッドフォンを買おうかなという話を書きました。

今日、早速、近所の Joshin デンキに行き、調べてみました。

 

最近の売れ筋商品の大半は、そもそも Blue Tooth 仕様が当たり前なんですね。

まずこの時点で、少しブチ切れました。

僕はワイヤレスの製品は、あまり好きではないのです。

特にパソコンのマウス、すぐにバッテリーがあほになっていた印象があり、

キライです。

 

それから、これは考えてみれば当然なのですが、

最近の商品の大半は、持ち込み音源での試聴ができないんですね。

僕はこう見えても、聴覚は異常に敏感ですので、

音質については、僕自身が納得できるソースで確認したいのです。

これも許されないということで、

昨日の少しばかりハイエンドのヘッドフォンを買おうかなという気もちは、

かなり萎えてしまいました。

ま、いいか。

 

で、今日のメインの報告ですが、

この7月から東京に引っ越すジャズ仲間がいまして、

彼女に自宅に来てもらい、

さらに二人ほど仲間も訪れ、

壮行会を兼ねたセッションを楽しみました。

 

この3月に大学を卒業したばかりの彼女、

昨年の秋に知り合ったばかりですが、

僕がホストを勤めるセッションに度々、来てくれて、

そして終了後は僕がアッシー君を仰せつかるというデートを楽しんできました。

 

 

レベル65の勘違い青春ジィサンと、22歳のうら若きジャズ乙女、

もちろん、これが永遠の別れではありませんが、

これまでのような頻度での共演はできません。

1時間半ほど、4人でジャズ・スタンダードを中心にプレイしましたが、

こんなバランスを欠いた間柄でも、

友人関係を成り立たせてしまう音楽のもっている底力を確認しました。

 

そんな魔法のような力をもった音楽という表現に出会い、

さらにその音楽を暮らしの中心に置くことができていることの奇跡と幸せを、

あらためて感じさせられました。