僕のワンノートサンバ

断酒ライフを送る元大学教師にしてジャズ・ピアニスト、ヴォーカリスト

今日はピアノ・デュオでデート?

飲酒歴40年、断酒歴8年、不良初期高齢者、リスボン、レベル65。

本日もリスボンの、これは許せないでしょう・ノープラン・ブログ、ご訪問ありがとうございます。

 

いきなりですが何が許せないかっていうと、

今日の僕の悦びぶりです。

今日は2時過ぎから夜の10時半くらいまで、

一人の女性と一緒でした。

 

二人きりの時間は、そのうち、

2時から7時前までと、10時から10時半までの2回です。

間の時間は、10名以上の人びとと同じ空間にいました。

 

相手の方は、アマチュア・ジャズ・ピアニストの学生さんで、

昨年の秋くらいから僕がホストを務めるセッションに参加してくれるようになりました。

帰宅する方向が一緒なので、アッシー君を勤めさせてもらっているうちに、

一緒に練習しようという話になった次第です。

 

僕の練習室にはグランドピアノが1台、

そしてピアノ・サウンドに対応している電子キーボードが2台あります。

グランド・ピアノと電子ピアノでデュオをやってみたら面白いだろうという目論見でした。

 

結論、これはハマります、ホンマに。

ピアノ、ベース、そしてドラムスという、ジャズの基本的なアンサンブルの編成も楽しいのですが、

2台の88個の鍵盤と、それを操る4本の腕。

4本の腕は、それぞれが目一杯、活動しててもいいし、

4本のうちの2本か3本は、さぼっててもいいのです。

音の厚みを、互いの呼吸を合わせながら、自在にコントロールし、

曲調の幅を自由に拡張していく、

まさにジャズが理想とする、即興によるクリエイティブで自発的な音空間が生まれます。

 

昼間、僕の練習室でピアノ・デュオを楽しんだ後、

僕がセッション・ホストを勤めるジャム・セッションにも参加してもらいました。

そして恒例のアッシー君を勤めて帰宅したという次第です。

 

ピアノ・デュオという形式、

なかなかライブハウスでは実現が難しいのですが、

今日の彼女だけではなく、

ジャズや音楽に対して僕と共感できるピアニストとは、

今後も試してみたいアンサンブルの形でした。

音楽のために僕はまだまだ、ワガママたっぷりに生きていきます。