僕のワンノートサンバ

断酒ライフを送る元大学教師にしてジャズ・ピアニスト、ヴォーカリスト

アクティブレストと薬物過剰使用

飲酒歴40年、断酒歴8年と5カ月、不良初期高齢者、リスボン、レベル65。

本日もリスボンの、掘り下げれば結構深い問題?ノープラン・ブログ、ご訪問ありがとうございます。

 

今週末、今日の土曜日と明日の日曜日は、

ミュージシャン活動のスケジュールは全く入っておりません。

がつがつする必要もないのですが、寂しいっちゃぁ、寂しいっすね、自称プロとしては。

 

という訳で今日は一日、完全にヒッキー君、

午後4時から10分間の林ジョギングに出た以外は、家に籠っていました。

 

もちろん、そんな日は、ピアノと歌の練習、と言いたいところですが、

今日は少しばかり、事情が異なりました。

 

朝一のピアノの基礎練習を終えた時点で、両手に微妙な痛みを感じていたのです。

右手の人差し指の第二関節周りと、左手の親指と人差し指の間の水かき?の一部ですが、

痛てて、とうめくほどではないけれど、放置しておくのも不安なレベルです。

悪化させて腱鞘炎レベルになってしまっては、非常にまずいので、

いくつかの対策をとることにしました。

 

一つ目。

薬物に頼ることにしました。

小林製薬(!)のアンメルツヨコヨコ、皮膚炎を引き起こさない程度にしつこく塗布しました。

 

ヨコヨコちゃん、市販薬ですので、即効性は期待できません。

でも繰り返し塗布することで、午後には効果が現れ始めました。

 

そして二つ目。

練習を完全に休むのではなく、指への過度な負担がないようなメニューで、練習を行いました。

アクティブレストという考え方だそうで、疲労や軽い筋肉痛からの回復のために、

軽めのエクササイズを行うという療法だそうです。

 

アクティブレストという言葉を知ったのは最近でしたが、

でも疲れに対して、軽めのエクササイズが効果的な場合があることは経験的に感じていました。

 

薬物への若干の過剰依存と、積極的な体への気づき療法を組み合わせてみると、

ありがたいことに午後3時くらいには、痛みを感じないくらいには回復していました。

ただここで調子こいてハードトレーニングに走ってしまうのはまずいだろうと直感し、

指の運動量よりも、一つひとつのフレーズの意味をかみしめるような練習を心掛けました。

 

恐らく、若い頃よりも、細胞や筋肉の再生ポテンシャルは落ちていると思いますので、

自分自身の身体と対話を重ねながらコンディションを整えていくのがよさそうです。

 

知性と感性、そして人生を遊び倒してやろうとい厚かましさで、

100歳の現役ピアニストを目指します。