飲酒歴40年、断酒歴7年と6カ月、不良初期高齢者、リスボン、レベル64。
本日もリスボンの、たまには振り返ります・ノープランブログ、ご訪問ありがとうございます。
8月15日、現在、午後7時。
多分、雨や風のピークは過ぎたと思います。
しかし油断は禁物でしょう、突風やスコール級の大雨がやってくるかもしれません。
今日はもちろん、全く外出はしていません。
ピアノや歌の練習と、YouTube 視聴で、ほぼ1日が過ぎたといっていいでしょう。
もう少し読書に時間を割くべきかもしれませんね。
もし僕が今でも飲酒者だったとしたら、
台風で出かけることができないということを言い訳にして、
朝から飲み倒していたような気がします。
普通の感覚であれば、台風通過という緊急事態に備えて、
コンディションの保持に努めるものでしょうが、
飲酒者のころの僕は、妙に体力に自信があり、
飲んでいても大概の危機には対応できると勘違いしていました。
今、思い返せば、
ホンマに飲み散らかしていたころは、
毎朝、内臓の奥底から伝わってくる微妙な痛みを感じていたはずです。
物言わぬ臓器の誉れの高い肝臓のあたりにも、痛みを感じていました。
でもそれが体がぎりぎりで発している SOS 信号であることを読み取らず、
毎日、飲み散らかしていました。
ホンマに狂っていたとしか言いようがありませんよね。
少し以前に、フィラデルフィアのケンジントン通にたむろしている、
フェンタニルの使用障害に陥ってしまったゾンビたちのことについて、
書きました。
絶望の国への前兆?日大薬物汚染の疑い - 僕のワンノートサンバ (hatenablog.com)
ケンジントン通のゾンビたちは、しかしかつての僕たちの姿です。
あのゾンビたちは、フェンタニルのためにホームレスになり、
都市で暮らす人間としての最低レベルにまで堕落していますが、
かつての僕たち、アルコール使用障害発作発症中の当事者は、
自らの陥っていた惨めさに気がつかなかったという点で、
フィラデルフィアのゾンビたちと同じ穴のムジナでした。
でも僕たちは、ゾンビ暮らしから抜け出しつつあります。
神様からお呼びの声がかかるその日まで、
薬物使用障害当事者にもやり直しのチャンスがあることを証明するためにも、
生き続けます。