僕のワンノートサンバ

断酒ライフを送る元大学教師にしてジャズ・ピアニスト、ヴォーカリスト

やっぱり僕はジャンルレス

飲酒歴40年、断酒歴7年と11ヶ月、不良初期高齢者、リスボン、レベル65。

本日もリスボンの、我が道を行く・ノープラン・ブログ、ご訪問ありがとうございます。

 

今日は音楽活動ネタです。

 

きっと僕はジャンルレス? - 僕のワンノートサンバ (hatenablog.com)

 

2年前の僕の投稿を貼り付けます。

今日のネタとタイトルもほぼ被ります。

 

ミュージシャンとしての僕の帰る家は、

きっとジャズです。

ジャズ・ピアニストとして日々、研鑽を重ねている自覚はあります。

 

2年前の投稿の際にも報告したのですが、

僕は、ジャズに軸足を置きながら、ポップス畑のミュージシャンと演奏することもあります。

そして最近、そのような機会が増えてきました。

 

いろいろあって浮いたり沈んだり - 僕のワンノートサンバ (hatenablog.com)

 

先週の木曜日のことですが、貼り付けたブログでも報告していますように、

ちょっとした大物の方と共演する機会にも恵まれました。

この方のオリジナル曲を一緒に演奏している時に、

冗談ではなく、あまりの楽しさに、ホンマに泣きそうになりました。

 

ポップスの方との共演は、

ジャズのセッションとはまた違った音楽の喜びを味あわせてくれます。

ハッキリ言って、ジャズの方が音楽的には複雑ですし、必要な技能も高度です。

でもポップスにはポップスの楽しさがあり、

そこから湧き上がる楽しさは、ジャズから得られる音楽的な喜びとはまた異なった価値があります。

 

昨日のことですが、

とあるジャズハウスで知り合った方に初めてのレッスンを行いました。

その方は、広い意味でのポップスを楽しめるようになりたいということで、

まずはコードネームの体系について、実践的にご指導しようと思います。

彼女は僕の和音理論の説明に、ずばり沼ってくれているようです。

この方に対する指導においても、

僕がジャンルレスに音楽的な感性の枝を広げていることの意味が確認できました。

 

そして今日は、お客さんとして、プロピアニストがホストを務めるセッションに行ってきました。

お客さんとしての参加ですが、

(つまり参加費を払っているという意味です)

今日の僕は、ベーシストとして彼のサポートを行いました。

この場でも、ジャズのみならず、ロックやポップスを楽しみました。

 

人生の前半において貪欲に取り入れてきた様ざまな感覚が、

人生の後半部分で、おもしろいように意味をもち始めました。

自らの活動の軸足は意識しながら、雑多であること、

そして多様性のもたらす楽しさを見つけること、

ムチャクチャ、おもしろいです。

 

やっぱり、酒ごときで死ななくてよかった。

人生120年、まだまだ鼻垂れ小僧です。