僕のワンノートサンバ

断酒ライフを送る元大学教師にしてジャズ・ピアニスト、ヴォーカリスト

合奏はやっぱり楽しい

飲酒歴40年、断酒歴7年と6カ月、不良初期高齢者、リスボン、レベル64。

本日もリスボンの、これも原点回帰・ノープランブログ、ご訪問ありがとうございます。

 

これも修行ということで・・・ - 僕のワンノートサンバ (hatenablog.com)

 

いきなりですが、先週の本ブログを貼り付けます。

とある市民吹奏楽団の定期公演にエキストラとして出演することになり、

先週、その初めての練習に参加したことを報告しました。

その際、生意気にも、僕にとって音楽的にはあまりプラスにならないだろうと予想し、

少し後悔してました。

 

今日、2回目の練習に参加してきました。

若干、前言を修正します。

やはり、大勢の仲間と、共通する楽譜に従って一つのアンサンブルを形成する、

これはクラシックであろうが、ジャズもどきであろうが、ジャズであろうが、

ジャンル関係なしに、音楽の楽しさの原点であることを確認してまいりました。

 

写真は本文とは一切、関係がありません。

 

先週は、練習の進め方や雰囲気も全く知らず、

そして練習会場に置いてあったピアノのコンディションも今一つ、

明らかに準備不足でした。

 

今日は、楽器とアンプを持ち込み、

先週、いただいた楽譜についても、

YouTube で全く同じ編曲の演奏を見つけ、

ある程度の予習もしました。

 

さらに言えば、今日は、同じくエキストラのベーシストさんの隣で演奏しました。

お互いの音感覚も直にわかり、

ちょっとした練習の合間には、編曲のおかしな部分にこそこそと一緒にツッコミを入れる等、

共演者としてのコミュニケーションも取れてきました。

 

もちろん、僕が普段、やっているジャズ仲間たちとの演奏とは、

全く質も方向性も異なります。

特にジャズ独自のクリエィティビティーという点では、

今日の練習は、足許にも及びません。

 

でも、いろいろな力量の人たちが集まって、

気もちや感覚を一つにすることを目指しながら、音を作っていく、

やっぱり、音楽を演奏するという行為の、最原点にある楽しさです。

表現行為にかかわるものとして、天狗にならないためにも、

原点に立ち返るという機会は、極めて貴重でした。