飲酒歴40年、断酒歴7年と4カ月、不良初期高齢者、リスボン、レベル64。
本日もリスボンの、当たり前の落とし穴?ノープラン・ブログ、ご訪問ありがとうございます。
今日は、もしかするとただのアホ話かもしれませんし、
もしかすると、この国の慣習的な社会システムに対する異議申し立てかもしれません。
いや、多分、このジジィの単なる無知のご披露に過ぎないでしょう。
昨日もそうでしたが、これまで何回も大津から奈良まで車で移動しています。
いくつかの行き方がありますが、
時間的に一番効率的なのは、
京奈和道を通るルートでしょう。
僕も多くの場合、このルートを基本的に使用していました。
ただこのルート、落とし穴があるんです、
特に僕のように、カーナビっちゅうたら利器を用いない輩にとっては。
何かといいますと、京都市南部の国道1号線には、2本の道筋があるんですね。
京阪国道と一般に呼ばれているルートと、
新堀川通と呼ばれているルートです。
この2本のルート、
京都市内では、300メートルほど離れた、南北の、互いに平行関係にある道筋ですが、
京都市内を離れるあたりから、徐々に離れ始め、
多分、一番離れた場所では、3キロほど距離を置き、
そして最初、東側を南下していた新堀川通の延長線は、
突然、門真市でぷつっと切れてしまいます。
この辺りの事情については、国土交通省かなんかの資料を読み込めばいいんでしょうが、
1本の道の名前のはずが、実は2本で、
しかも一方は突然、姿を消してしまう、
素直な感覚では理解しがたい事態です。
僕はこれまで何回か、この国道1号線のパラドックス?に迷わされたことがあり、
道に迷うったことがあります。
実は昨晩の奈良からの帰りのルートもそうでして、
僕としては新堀川通側にたどり着いたつもりだったのですが、
実際には京阪国道を走っていました。
昨晩は特に不都合もなく、新堀川通を使うことの多い僕にとっては、
いつもと違う景色を楽しむことができたので、
よかったといえばよかったのですが、
しかし、こちらの情報不足が原因とはいえ、
少しばかり狐につままれたような気分にもなりました。
知識というもの、
時と場合によっては、生半可な理解が悲喜劇を引き起こすこともあるようです。
特に地名等の固有名詞に近い情報の場合、
中途半端な知ったかぶりは、火傷の元かもしれませんね。
注意1秒、ケガ一生(ちょっと違うかも)、
聞くは一時の恥、聞かざるは一生の恥(こっちは正しい用例でしょうね)、
生兵法、ケガの元(これは微妙でしょう)。
いずれにしても、おのれの間違いを知り、
自らの情報データの確度を高めていくことに、
知的な楽しさを見つけていきましょう。