僕のワンノートサンバ

断酒ライフを送る元大学教師にしてジャズ・ピアニスト、ヴォーカリスト

計算ができん!

100日目!

ようやっと100日目、なんとなく100日目、知らん間に100日目。

断酒100日を達成しました。
僕の場合、「ようやっと」なのか、「なんとなく」なのか、それとも「知らん間に」なのか。

どれもそうといえるような気がしますし、どれもぴったしこない感じもします。

断酒生活を始め、特に断酒ブロガーとして毎日の投稿を始めるようになってから、
断酒100日というのは、1つの目安であったことは間違いありません。

もちろん、100日を達成したからこれで安心だ、ということはありません。
先輩ブロガー諸氏の記事を拝見しても、僕たち、断酒生活者には常に再飲酒欲求という恐ろしい落とし穴があちらこちらに待っています。
ですから100日というのは、決して目標ではなく、単なる目安に過ぎないのです。

でも、この目安への到達、僕にとって大きな励みになっていたのも事実です。
毎日、100日目っていつやったっけ、と考えていたのも事実です。

でも、いつも計算ができないんですよね、100日目到達がいつなのか。
できないというか、いつも答えが違うんです。
多分、昨日が100日目で、今日が100日完遂の日だと思いますよ。

昔から計算、特に暗算は苦手でした。

かといって算数や数学が嫌いということはありませんでした。
むしろ、高校の頃までは、数学が大の得意科目で、大学も数学と物理で合格したようなものです。

でも、計算、というか勘定は苦手なんですよね。
特にお金が絡むと、僕の中に強烈な拒絶反応が生じます。
おそらく、このけったいな嫌悪感覚のせいで、一生でいえば、ン千万、損しているでしょうね。

仕事の上でも、定性的な分析は得意ですが、定量的な分析に対しては、取り組もうとも思いません。

数字という観点からは損な人生を送っているとも思うのですが、しかし、人生の価値観、数字だけでは測れませんよね。

医学的診断においても、様ざまな検査の数値が重要な指針となるのは事実ですが、その根拠も必ずしも絶対的なものではないものも少なくないようです。

日本の高血圧に関する判断も、ある時期からアメリカの製薬会社の圧力を受けて、低めに設定されているそうです。

数字は大事ですが、数字は僕たちの主人ではないでしょう。

記念すべき(?!)100日目、そんなことを考えました。