僕のワンノートサンバ

断酒ライフを送る元大学教師にしてジャズ・ピアニスト、ヴォーカリスト

甘いモノ

LWOA Life Without Alcohol 断酒ライフ、145日目、
アル症と肝硬変、ダブルパンチとお友達、57歳、リスボンです。


「要一君の、誰からも信用されなくても地位にしがみつくもんね・ギネスに挑戦」のコーナーも、もうすぐひと段落つきそうです。

何回か、ここでも取り上げてきましたので、いったん、ひとまとめをしなければいけないと思っていますが、
この件、切り口がいっぱいありすぎます。
要一君の個人的な資質の問題から、地方自治のあり方、日本の地政学、東京という特別な街、オリンピックという異常なイベント、

そして、さらに本日(6月15日)の展開次第では、新たなテーマも絞り出されるかもしれません。

若干、一般性の乏しい業界ネタとしては、学者・研究者に見られる、東大型気質、京大型気質の違いなんてテーマもありそうです。

今日あたりは、少しばかり静観しましょう。



さて、断酒ライフ超初心者の頃にも書きました。
多くの飲酒者は断酒者に変わると、食の嗜好性が変わるようです。

僕も劇的に変わりました。
飲酒者の頃には絶対に(ホンマに絶対に)あり得なかった、甘いものへの関心。

いや、関心などという、あたかも主体的選択の結果としてではなく、かつての僕たちにとっての酒と同じく、摂取しないと心身ともに耐え難い状況に落とされてしまうという、脅迫的な嗜好物としての、甘いものへの渇望。

僕のマストアイテムは、アソート系の袋入りチョコレート、黒糖をふんだんに使ったアメちゃん、そして抹茶風味を生かしたチョコレート、といったあたりですね。

生クリームたっぷりのケーキ類がマストにならなくてよかったと思っています。

何故かというと、僕の体重変化は、断酒ライフ初心者の頃のらくらくダイエット状態がほぼ終了し、今は、断酒ライフ以前の体重に、着実に戻りつつあるからです。

飲酒ライフ継続中は、液体燃料でエネルギーを補充していました。
人によって異なるようですが、液体燃料は、それ自体は基本的には脂肪分は含まないので、少しくらいの過度の摂取で、体重が激増するということもありませんでした。
しかし、断酒ライフにおいて生活や生命維持に必要なエネルギーは、固形燃料から摂取することになります。
そして、多くの甘みを伴う固形燃料は、そのあまりにも効率の良いエネルギー成分のみならず、
体に必要なんだけれども、ちょっと取りすぎると見た目に明らかになってしまう、脂肪分も少なからず含んでいるんですよね。

こいつらの体重に及ぼす影響は、ムチャムチャすなおでストレートです。
夕食後にかりんとうを少し食べすぎますと、翌朝の朝一体重が500グラムくらい増えます。

ここがガマン時だということを意識し、黒糖アメを少しばかり控えると、体重計にそれなりの数字の変化が現れます。

体重よりも体型、そして何よりも体調の方がはるかに大事なバロメーターであることは分かっていますが、
しかし、数字に現れるっていうのは、怖いですよね。
数値の変化に一喜一憂してしまう、ある種の依存性が形成されてしまう(笑)ようです。

生クリームたっぷしのお菓子は、特別な機会だけにし、
不断のマストアイテムも、少しばかり控えめにして(つ、つらい)、楽しくやっていきましょう。
本当は、果実の摂取が一番いいんでしょうけどね。

今日も皆さん、そして僕も、ご機嫌さんで(甘みも楽しみながら) LWOA Life Without Alcohol 断酒ライフを。