僕のワンノートサンバ

断酒ライフを送る元大学教師にしてジャズ・ピアニスト、ヴォーカリスト

ちょっとした記念日

毎日が発見、2度目の人生、楽しんでます、アル症と肝硬変、ダブルパンチと格闘中、リスボン、57歳です。

今日はちょっとした記念日になりました。
正確に言うと、昨晩から今朝にかけてです。

今、東京、御茶ノ水のホテルにいます。
肝硬変の診断を受け、1ヶ月半の入院ののち、退院、断酒ライフ6ヶ月目にして初めて、宿泊を伴う出張です。

何が記念日かというと、出張の夜、ちゃんと断酒できたことです。

アル症者以外にとっては、別になんということはないことですよね。
大騒ぎする必要もないし、ましてやブログなぞという、半ば公的な情報空間で発表するようなことでもありません。

でも、断酒ライフを送るようになって一番心配だったのが、旅行と酒というちょっとしたゴールデンコンビと縁を切ることができるかどうかだったんです、僕にとって。

2箇所の調査を終え、ホテルにチェックインしました。
とりあえずは足がくたくたでしたので、荷を解きながら、マッサージとストレッチを入念に行います。

さて、夕食を取りに出かけましょうということで、神保町方面に散策に出かけます。

色々なお店が並んでいます。さすが、琵琶湖の山奥とは景色が全く異なります。
そして、街の匂いがどことなく、酒臭い。

三省堂本店に寄った後、恐らくは明治大学の学生御用達であろうような気取らないキッチンを発見、入店してみました。
男子学生でも大満足であろうと思われる、がっつり定食、いただきました。
僕にはがっつりすぎましたが、たまにはいいでしょうということで、完食。
見かけ通り、気取らない、でもしっかりとご飯を食べることができる味付け、美味しかったです。

隣のサラリーマンが生ビールを飲んでいましたが、ま、それも美味しそうだなと思いつつ、こちらはご飯に集中しました。

ホテルに戻り、テレビを見たり、ネットを確認したりで、いつもの11時。

ごく普通に寝ちゃいました。

先ほども書きましたが、旅先(たとえ出張であったとしても)とお酒、僕にとって大きな落とし穴になりそうでしたが、とりあえず、簡単に避けることができました。

で、ホテルに戻りながら思ったのですが、断酒は節約の早道でしたね。

もちろん、もともと贅沢をする方ではありませんが、でも仮に倹約を心がけたとしても、夕食に飲食が伴う場合、1食の経費が1000円を下回ることはないですよね。

でも、食事だけですと、安く済ませれば、1000円かかりませんし、たとえ、多少の贅沢をしたとしても、しれています。

飲酒生活中も、できる限り飲酒に金をかけていないつもりでしたが、やっぱり、飲まないのと飲むのとでは、大違い。

多くの先輩ブロガーが、飲酒の経費を計算されていますが、ほんまに、チリも積もればベンツになりますね。

改めて、断酒ライフの大きな利点の一つ、確認しました。

サァ、今日もしっかり調査を頑張り、美味しい晩御飯をいただくことにしましょう。

というわけで、今日も、皆さんも僕も、ご機嫌さんで、LWOA Life Without Alcohol 断酒ライフ、続けましょう。