僕のワンノートサンバ

断酒ライフを送る元大学教師にしてジャズ・ピアニスト、ヴォーカリスト

一歩 一歩 そして振り返り再び

アル症、肝硬変、そして勝手に体重制限、ついでに加齢による運動障害、

二重苦プラス勝手に二重苦、合わせて四重苦、断酒生活者リスボン、57歳です。

今日も、わがまま勝手ノープラン・ブログ、ご訪問、ありがとうございます。


さて、参院選挙、終わりました。

みんな、愛国だとか防衛だとかという、一見、綺麗そうな言葉を根拠にして、殺人兵器を持つ国にしたいのかなぁ。
それから、根拠の乏しい景気浮揚策で、将来に世界中から総スカンを食らう借金を背負いたいのかなぁ。
メディアの役割に堂々と介入し、私の言うことがわからない人はダメなのであります(みなさんは考えなくていいのであります)、と平気で声を高くする、あのヤンキー総理大臣、みんな、OKですか。

僕は嫌だなぁ。
なぜこんな結果になったのか、しばらくは様ざまなメディアを注目しておこうと思います。


ところで、僕たち、断酒生活者ですが、
先輩方も書いてらっしゃるように、ほんまに1日、1日、一歩、一歩ですよね。
ゴールは人生を終えるとき、
それまで、どれだけ自分自身も周りの皆さんも、ご機嫌さんで暮らすことができるか。

長い道のりでしょう。
すっと乗り越えられるときもあるでしょうし、ちょっと気負わなあかんときもあるでしょう。
でも、毎日、毎日、ですよね。で、しかないですよね。


あと1週間と少しで、LWOA Life Without Alcohol 断酒ライフ、半年になります。

飲酒生活者であった時には、家に酒がないという状況が耐え難く、
旅行先でもホテルの部屋になんらかの形でお酒がないと落ち着かなかったことを考えると、
驚くべき変化です。

スペインに行った時にも、まずホテルにチェックインする前に、ホテルの近くでウィスキーを購入できる場所を確認しました。
そして、ホテルの部屋の冷蔵庫に、ミネラルウォーターとウィスキーを必ず、十分な量、確保してから、出かけてました。

それが今は、酒の事を全く考えないわけではありませんが、家の中に酒がある(あるいは、今だから告ってしまいますが、研究室にも必ず酒を常備している)、という事態が、まずはあり得ないことであり、そしてあの悲劇の入り口であると考えるようにもなりました。

僕の場合、とてもラッキーだったのは、断酒ライフに突入した時に、入院中でしたが、離脱症状がほとんどと言っていいほど、現れなかったことです。
汗もかきませんでしたし、震戦も起こりませんでした。
また、幻覚もみませんでした。
病室という、どう考えても酒を持ち込むことの難しい空間に、すっとなじんでました。
長期の入院そのものが初めての経験であったにもかかわらずです。

退院後も、順調に断酒ライフを継続できています。
強烈な再飲酒欲求に襲われることもありません。
ラッキーだと思います。


しかし しかし
しか~し!!!!

油断は禁物ですよね。
今でもうっかり、消化器科の先生に、だいぶ回復されましたね、などという悪魔の囁きを頂戴し、奈落の底へ真っ逆さま、なんて不埒な想像をすることもあります。
少なくとも、先日、アルコール外来の先生からは、一時的な休学を認めていただいています。
鼻が天狗にならないように気をつけないと。

みなさん、あの泡付きの飲料の誘惑、絶対に乗ってはいけませんよ。
そんなこんなで、本日も皆さん、そして僕も、ご機嫌さんで
LWOA Life Without Alcohol 断酒ライフ、継続しましょう。