僕のワンノートサンバ

断酒ライフを送る元大学教師にしてジャズ・ピアニスト、ヴォーカリスト

2題

アル症と肝硬変、ダブルパンチとお友達、リスボン、57歳。

今日もノープラン、わがまま、独り言、独善かつ無害ブログ、ご訪問、ありがとうございます。

今日は、全くそれぞれに無関係な話題を二つ。

一つ目。

また、スリップしかけました。
今朝の夢です。

なぜか故郷(伊豆半島の先っちょの町です)に戻り、さびれかけの商店街で、様々なお惣菜を次から次へと食べ歩いています。
そして、仕上げに一杯やりそうになっています。
でも、夢の中でも、おい、その一杯が命取りやぞ、と警告する自分がいるのです。

というところで、めでたく(?)目が覚めました。

冷や汗をかくところまではいきませんが、あまり気持ちのいいものではありませんね、スリップネタの夢は。
救いは、実際には(夢の中とはいえ)飲んでいないこと、それと、飲むなと警告する自分がいることですね。

夢診断的な観点からは何かあるのでしょうが、兎にも角にも、ほんまの現実世界では無事です。

二つ目。

今朝のNHKニュースで取り上げていたネタです。

妊婦さんがつけるマタニティー・マーク、これをつけることをためらう妊婦さんがいらっしゃるというニュースでした。
どうやら、公共的な交通機関の車内を中心に、妊婦さんに対して有言、無言のプレッシャーがあるらしいんですね。
妊婦さんが優先座席に座っていると、高齢者からの無言の見つめプレッシャーがあったり、
サラリーマンからの「妊婦は家にこもっていたらええンちゃうん」攻撃だったり。

むっちゃ寂しい感じがしました。

妊婦さんが元気に生きられない社会って、新しい命をみんなで迎えようという気持ちがない社会ってことになるかも。
それから
なかなか思い出しにくいんだけど、ぼくたちもかつては、母親の胎内に居たんだし、
生まれてからしばらくは、多くの大人の温かい眼差しの中で、暮らしていたんですよね。

ぼくのこどもたちも今ではそれぞれ、大学生だったり高校生だったりと、生意気盛り満開ですが、
かつては家におり、幼稚園に通い、小学校に通う、まさにちっちゃなこどもたちだったんですよ。

ぼくたちのような死期の近づいた大人でもその生存が尊重されている中で、
これからの社会を担うこどもたちとその候補になる大事な命が尊重されない社会、
こんなに悲しいこともそうはないなぁと、朝から暗澹たる気持ちになりました。

そんなにみんな、余裕がないのかなぁ。
ないんだろうなぁ。


社会には暗くて切ない側面もありそうですが、そうではない、人間としての可能性を信じさせてくれる物事もあることを信じましょう。

そんなわけで、今日も、みなさん、そして僕も、ご機嫌さんで
LWOA Life Without Alcohol 断酒ライフ、継続しましょう。